皆さん、若さを保つためには正しいスキンケアや栄養の取れた食事と思っていませんか?もちろんその通りですが、それだけでは一日の疲れを取り除いたり、体をリセットできることは出来ません。また、スキンケアの効果を発揮したり、食事の栄養が体全体の血液に巡ったりするのも睡眠中。例えば睡眠時間が8時間でも眠りが浅いのと深いのでは、体の調子や疲れ具合まで全然違ってきます。まずは質の良い睡眠になれるよう、普段の睡眠を見直してみませんか?
睡眠が若さを促す!
私たち人間は起きている間、血液の多くは脳内に集中していますが、眠りにつくと体内の隅々に血液が届き、肌や筋肉にも栄養が行き渡るようになります。身体の細胞を修復し、老化を遅らせるので睡眠はとても大切なものなのです。
細胞を修復する成長ホルモンは、眠り始めてから3時間くらいの間にもっとも分泌が盛んになります。修復には6時間ほどかかるので、睡眠時間は6時間以上とると良いでしょう。
特に睡眠のゴールデンタイムともいわれる午後10時~午前2時の間に眠るとお肌に良いとされています。
質の良い睡眠が出来れば、身体の修復を促して肌も体も若々しくいられるのです。
快眠を目指す3つのコツ
たっぷり睡眠をとりたくても眠りにつくまでに時間がかかったり、なかなか寝付けない人も増えている現代。まず、快眠には寝る環境を整えることが寝付き良さのカギです。
寝室は暗くする
睡眠を促すメラトニンという物質には、周囲が暗いと分泌が盛んになります。よく「電気を付けたまま寝てしまうと疲れが取れず寝た気がしない」と言われるのもこのことから。照明をすべて落としたりし、寝室は暗くしておくこと。
就寝前に携帯やパソコンをいじらない
寝る直前まで携帯やパソコンをいじっていると、脳が活性化したままになり、すぐに就寝モードに切り替わらないため寝つきが悪く…。就寝前はリラックスして過ごしましょう。お風呂後30分以内の就寝は体も温まり寝付けやすく、おすすめです。
昼間は体を動かす
身体を動かして体温が上がると、体温が下がってきたときに自然と眠りやすくなります。それだけでなく、昼間身体を動かさず怠けた状態で就寝しようとしても、ずっと就寝モードだった体は寝付けるはずがありません。お休みの日でもゴロゴロは禁物です。寝付けなそうなときは寝る前にストレッチをすると血液循環がよくなるため寝付きやすくなるのでおすすめ。
自分に必要な睡眠時間を知ろう!
人間は8時間が良い睡眠と言われていますが、全員が全員そうではありません。
実は、30代を過ぎたころから次第に深い眠りに付けなくなってきます。これは、日中に消費するエネルギーが減るため、睡眠の必要量も合わせて減っていくからです。
周りの声で「睡眠は○時間以上取ると良い」という言葉にとらわれず、日々の生活の中で自分は何時間寝たら疲れが取れているか、何時間寝れば寝起きがスッキリするかなど、自分流の睡眠時間を把握することが大切です。
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