泣くのは女の武器などと言われる女性の涙。しかし、泣くのはズルい、卑怯だと言われ我慢をしている方はいませんか?
実は『涙』は毒素を排泄してくれる女性の掃除機なのです。大人になっても、思い切り涙を流して泣ける人は、若さにあふれているのです。今回は涙を使って若々しくいられる健康法をご紹介します。
なぜ涙を流すと若くいられるの?
大人になっても、思い切り涙を流して泣ける人は、若さにあふれていると述べましたが、その理由は、泣ける人は体の中に溜まった『毒』を涙で洗い流しているからなのです。
例えば、動物は怒ることはあっても、泣いたり笑ったりすることはありませんよね。しかし、人間は大人でも子供でも泣いたり笑ったりできます。これは、昔から人間がストレスを発散させる方法として、泣く・笑うという手段を身につけたと言われています。つまり、私たちが生きていくうえで泣いたり・笑ったりという感情表現は欠かせないものということ。
その感情を表に出すことによって体や心、脳の働きなどの刺激となり、ストレスなどの毒を吐き出してくれます。感情表現が豊かな人のほうが、いつまでも健康で若々しくいられるのもそのためです。
とくに私たちは、笑うことはよくあっても泣くことはそうそうない、もしくは泣きたくても我慢してストレスが溜まっていきがちです。しかし、泣くことはストレス解消の中でももっとも効果が高いのです。
それは、私たち人間は、悲しいときやつらいとき、さびしいときなどの、マイナスの負担がかかっているとき、私たちの脳内にはストレスホルモンが多く分泌されます。ところが、泣くことによってそのストレスホルモンの分泌が減ることが分かっています。ストレスの負担から解放されている人こそが、若々しくいられているという訳なのですね。
自ら、泣く習慣を作ろう!
『涙は若々しくいられる』とはいっても、号泣するような出来事や、悲しいことなんてないのに、泣けません(笑)それに、過去の悲しい思い出やつらい出来事をわざわざ思い出して泣くのもいやですよね。そんなときにおすすめしたいのが、
▽ 泣ける本を読むこと
▽ 泣ける映画を観ること
大切なのが自分の泣くという行為の間に本や映画などのワンクッションを置くことです。
泣ける環境にも気を配りたいものです。一人の時間や、誰にも邪魔をされないゆっくり泣ける場所を選びましょう。
定期的に2か月に一度は泣くなどして涙でストレスを洗い流しましょう。目に見えないストレスだからこそ、溜まりやすく、気づかぬうちに体を毒素まみれにしてしまっているかもしれません。泣くことでストレスが洗い流されることはお分かりいただけたかと思います。もちろん、会社で嫌なことがあった、ストレスが溜まって泣きたい…などした時に我慢する必要はありません。よく、妊娠中や出産後、悲しくもないのに泣きたくなる、涙が出てくるといった話を耳にしますが、母親となる責任感やいろいろな感情がストレスとなってしまったのでしょう。しかし、それで良いのです。泣くことですっきりしたり安心したりすることが出来るので不安定な気持ちから解放されることができます。
泣くことは悲しいこと、できれば泣きたくないととらわれがちですが、涙は心の毒を洗い流してくれる掃除機!笑うことだけでなく、泣くことも若くいられる重要秘訣なのです。皆さんも定期的に『泣く』を取り入れて、心をデトックスしていつまでも若々しさで溢れましょう。
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