まさかのグルメスポットとして微妙に熱いオダサガ(小田急相模原)ですが、中でも”オダサガのラスボス”として名高い『焼肉はせ川』を、今年もガンガンにブッ込んで行こうと思う所存で御座います。
まずは『バニラシェイク』で乾杯!
焼肉屋さんで乾杯と言えば、ビールが定番かと存じますが、歴戦のハセラーともなると
「シェイク的な何かで乾杯!」
となります。ビールや酒は他の店でも飲めるので、ツウは『焼肉はせ川』でしか飲めないドリンクをチョイスします。
これが『焼肉はせ川』を100%愉しむ秘訣で御座います。
とくにシェイク系は期間限定な事が多いので、メニューに貼ってあったらドンドン注文して行きましょう!
ちなみにコチラの『バニラシェイク』(400円)は”大ジョッキ”で登場するので、色々な意味で宴の掴みを制する事が出来ます。
しかも!
この日は、味変アイテムとして謎ストローが3本付いて来ました。
このストローの中には色々なテイストの粒々が入っていて、このストローを通して飲む事で『バニラシェイク』の味が変化します。
若干、そうでなくてもブリックス(濃度)が高いシェイク的な何かが、粒々の入ったストローを通して飲むので
「ダイソンばりの吸引力が必要!」
となるので注意しましょう。そもそも大ジョッキでシェイクとかヘヴィーですが、何気に美味しいのでメニューにあったら是非試してみて下さい。
焼肉の次元が違うぜ!『焼肉はせ川』
焼肉とは、ただただ肉を焼くとシンプル極まる料理ですが、それゆえ食材の優劣は絶対に覆る事がありません。さして美味しくない肉を、いくら炭火で焼いてもそれなりの焼肉にしかならないのです。
しかし!
最高の肉、すなわち”国産和牛”を炭で焼いたら、どうなるでしょうか?
「今までの焼肉はなんだったのか?」
人生の折り返し地点を過ぎたオッサン達が、今までに食べた事がない焼肉に歓喜する光景に、筆者は何度も遭遇しました。
なので、この『焼肉はせ川』に訪れたら、必ず一番高い肉(それでも1580円)を一皿でも良いので味わってみて下さい。
美味しい焼肉屋さんを見分けるには?
焼肉屋さんの定番の”肉”と言えば何でしょうか? 人によって定義は様々ですが、ひとつの規格としては
「カルビ、牛タン、ホルモン系」
の三種類が分かりやすいと思います。これら定番とも言える肉を比べる事で、ある程度はランク分けする事が可能です。
コチラが『焼肉はせ川』でカルビに相当する『三角バラ』(1280円)で御座います。この一皿で一人前のボリュームになります。
通常、四人以上の宴であれば肉類は二人前ずつオーダーするのが普通ですが、この『焼肉はせ川』なら一人前ずつでも十分なボリュームなのが嬉しいですね。
ちなみに『焼肉はせ川』はカルビを切らしている事が多々あり、よりハイクラスのカルビ系希少部位の『三角バラ』が召喚される事が少なくないので、指標としてはフェアでは無いかもですが、逆にこの写真の肉が1280円~1580円で食べられるのですから文句はありません。
コチラは『上タン』、すなわち”上牛タン”となります。この一皿で980円とか焼肉マニアには堪りませんね!
ちなみに”上タン”は牛の下でも綺麗なサシ(脂)が入る根元の方で、逆に”並タン”は舌の先っちょになります。なので分類としてはホルモン系に当てはまりますね。
こっちが『並タン』で、言われてみたら微妙にサシが違うかな?って感じですね。ぶっちゃけ『並タン』でも十分美味しいので、どちらをオーダーしても正解で御座います。
コチラは100円~200円のホルモンを適当に盛り合わせてみました。恐らくコブクロ、レバー、カシラでしょうか?
このコブクロのプリップリ感は、確実に『プリンセス・プリンセス』を超えたプリプリかと存じます。
絶対食べたい『ラム焼き』がキテる!
最近、結構な確率で『ラム焼き』があるので、これも見つけたら要チェックの肉ですね。
普通はタレに漬けられているイメージですが、肉質に自信がある『焼肉はせ川』では普通に塩で食べる事が出来ます。
『炭火タコ焼き』がタコ焼きだった件の是非
「炭火タコ焼きだと?」
非常にキニナルこれら謎メニューの数々も『焼肉はせ川』の魅力のひとつで御座います。
必要以上の無駄クオリティーと謎のコスパで、何が出てくるか分からないドキドキ感… 堪りません。
とりあえず気になって夜も寝れない可能性が大なので、とりあえずオーダーしてみた結果、こんな感じでした…
今宵は枕を涙で濡らすであろう筆者に「そのままかよ!!!」みたいな突っ込みをする余力は残っていません。
『本日のオススメサラダ』は本当にオススメ!
こちらのサラダは『本日のオススメサラダ』で500円とか600円くらいだったと記憶しています。少人数では確実に”死亡フラグ”な予感ですが、6人くらいで分けるとイイ感じのボリュームです。
つまり6人パーティーであれば、1人100円くらいでサラダ系は満足出来るとも言えますね。
このコストパフォーマンス、圧倒的じゃないか!
『鉄火丼』もイチオシである!
サイドメニューを食べてナンボの『焼肉はせ川』では、どんだけサイドメニューを食べられるかが肝となります。
こちらのマグロのハラミを使った『鉄火丼』も600円前後と激安なので、お腹に余裕があれば是非とも食べて欲しいですね。
若干、普通の『鉄火丼』に見えますが、丼がなまらデカいので要注意です。
また、他に山芋とお吸い物が付いているので、トータルでのボリューム感は半端ありません。
カレー好きなら『本日のカレー』を食べるべし!
さんざん『焼肉はせ川』を紹介して来たので、何度目のカレーだよって話ですが、あえて言おう!
「これ全部で一人前である!」(意味不明)
何をおっしゃっているのか理解しかねる案件ですが、これ全部で一人前で御座います。お値段も600円と訳分からない感じですが、これが『焼肉はせ川』の日常なので御了承下さい。
『焼肉はせ川』に来たらラーメンこそ至高!
大事な事を書くのを忘れていましたが、この『焼肉はせ川』はランク制の焼肉屋さんで御座います。
レベル0だと予約の電話が繋がりません。
レベル1で数週間後に平日の予約が取れるかもしれません。
レベル2で近い将来に平日の予約が取れるチャンスがあります。
レベル3で金曜日の予約が取れる可能性があります。
レベル4で金曜日に4名の予約が取れる事が希にあります。
レベル5で(略
このように『焼肉はせ川』をプレイする為には、小さな事からコツコツと始めなければならないのです。
それでは自分のランクを上げる為には、実際に何をしたら良いのでしょうか?
「予約をブッチしない」「食べ物を残さない」
みたいな人としての当然の行いもありますが、裏技的な何かもあります。それが『焼肉はせ川』におけるラーメンなのです。
これも言ってる意味が良く分からない可能性大ですが、とりあえずランクを上げたかったらラーメンを食べましょう。
あと、ラーメンを頼むとラーメンが付いて来るとか、少々おかしな事象が発生する事も少なくありません。
この日はラーメンを頼んだら”皿うどん”も出て来ました。ラーメン自体も尋常ではないボリュームですが、このようなオプションが付いてくる可能性を考慮しつつ、ラーメンをオーダーするか否かの慎重な判断が求められます。
締めを『パピンス』でキメる!
ラーメンを残さず食べたら、最後はデザートで華麗にフィニッシュです。
焼肉を堪能し、カレーを食べ、ラーメンを食べ、最後にデザートまで誘導するのがパーティーを指揮する”ハセリスト”の努めで御座います。
こちら見た目も豪華なアイスのタワーは『パピンス』(450円)で、オダサガのラスボス『焼肉はせ川』でも一番の高さを誇るメニューです。
”石焼きビビンバ”の器にぎっしりとアイスが入っていて、その上にアイスを積み重ね、さらにサイドをケーキやチョコレートをちりばめ、最上階には店主の気分次第で何かしらが乗ります。
この日は高さにこだわったのか、一番上を生クリームとして軽量化を図りました。
『焼肉はせ川』 総評
定番の『馬刺し』(650円)を忘れていましたw
最後の方は意味不明な予感ですが、逆に『焼肉はせ川』の世界観はこんな感じってのは伝わったと思います。
「壁のメニューは宝の地図…」
壁に貼られた無数のメニューを見ながら、その日に食べるべきメニュー、すなわち”旬のはせ川”を見つける楽しさがあります。この宝探し感も『焼肉はせ川』の魅力のひとつで御座います。
「料理の美味しさ、圧倒的な安さ、謎メニューの数々」
是非、みなさんも『焼肉はせ川』で心の宝物を探してみて下さい。
『焼肉はせ川』(完全予約制)
住所:神奈川県相模原市南区相模台4-11-6
営業時間 17:00~22:00
定休日:水曜日
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