1月18日、ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ)の放送がスタートした。数々の名ドラマを世に送り出してきた"月9"枠において、人気俳優である高良健吾と有村架純が初の連続ドラマ主演を飾ることで大きく話題になっていた本作の初回放送に早くも泣かされた視聴者が続出したようだ。


初回は、主人公、音(有村架純)と、練(高良健吾)の出会いが描かれた。東京に住む練の友人・晴太(坂口健太郎)が盗んだというカバンには、カバンの持ち主に亡き母から宛てられた手紙が入っていた。手紙が大事なものであることを感じた練が、持ち主である音の住む北海道へカバンを返しに行ったことで二人は出会う。

音の住む田舎町に滞在するあいだ、練は彼女の置かれた閉鎖的で過酷な状況を知る。幼い頃肉親を失った彼女は、里親である林田(柄本明)にこき使われながら暮らし、さらに林田の勝手な判断で25歳も歳の離れた富豪・白井(安田顕)と結婚しなければならないという。好きではない人との結婚を止める練だが、心揺れながらも状況を受け入れつつある音。

しかし、二人が一緒にいる姿を見た白井が林田に結婚の破談を伝えると、林田は激怒し音の母の遺骨をトイレに流し捨てる。この事件をきっかけに家を出ることを決意した音は、練とともに上京を決意する。東京行きのトラックの中で、亡き母からの手紙を読んで涙を流す音。幼い娘を残しこの世を去る母からのメッセージは、音への愛情に溢れていた。

放送を観た視聴者からは、「なにこの切なさ」「つらい...でも引き込まれる」「早くも名作の予感しかしない」「第1話からこんなに泣くなんて」「有村架純かわいすぎ」「私も高良健吾に連れ去られたい」「里親が最低すぎる。つらい」「会話シーンが洗練されてるのさすが」「『好きな人っていて見るんじゃなくて見たらいる』って名言すぎる」「手紙...泣ける」「お母さんの手紙にも名言が」「月曜9時はリアルタイムで観ないと」と絶賛をはじめとする多くの声があがった。

本作の脚本を担当するのは、大ヒット作『東京ラブストーリー』(91)を手がけた坂元裕二。最近では、『それでも、生きてゆく』(2011)、『最高の離婚』(2013)などの名作も生み出しているが、いずれも作品のキーポイントとして効果的に手紙というアイテムを使った。本作では、坂本脚本の"泣かせ要素"ともいえる、手紙が第1話から出てきたが、こういったことからも、彼の本作にかける"本気度"が伝わる。第1話の終わりで、離れ離れになってしまった主人公たちだが、この先の展開が読めないだけに、視聴者は今後も『いつ恋』から目が離せないだろう。

月9「いつ恋」、昨日の第1話を見てくださった皆さん、ありがとうございました。厳しい境遇にありながらも前向きに懸命に生きる音(有村架純)と練(高良健吾)を見守り、応援して頂けたら幸せです。来週の第2話も皆さんの心に届きますように。 pic.twitter.com/hHhCeumnf5

- 【公式】月9 「いつ恋」第2話 1/25 (@itsu_koi) 2016, 1月 19



■参照リンク
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』公式サイト(毎週月曜よる9時フジテレビ系列にて放送)
www.fujitv.co.jp/itsu_koi/
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』公式Twitter
https://twitter.com/itsu_koi

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