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道重さゆみ卒業直前!大好きなアイドルを正しく見送るたった3つの方法

2014/11/21 22:00 投稿

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Filed under: 国内, 芸能, カルチャー, 音楽, 深夜, かわいい, 連載

いよいよ11月26日、史上最高のリーダーとの呼び声も高いモーニング娘。'14の道重さゆみが、横浜アリーナでのコンサートをもって卒業する。すでにチケットは売り切れ、全国の映画館で開催されるライブビューイングも予想以上の売れ行きだったようで実施館は増加しており、その注目度の高さが伺える。最高のコンサートになることは間違いない。当日はBSスカパー!での生中継も決定しているため、何はなくともご覧いただくことをお薦めする。



道重さゆみに限らず、アイドルの卒業や引退、あるいはグループの解散はそのファンにとって大きな試練である。いつかこの幸せな夢に終わりは来るのだと頭では分かっていても、実際にそれが現実となるとたまったものではない。だがそれは、当たり前の話だ。何せ人生を懸けて推していたのだから。混乱しないほうが間違っている。「ありがとう」と「さようなら」を同じ口で言うしんどさは、ファン以外にはちょっと共感出来ない特別なものだろう。

とは言え、そのときは近づいている。私たちは正しく彼女を見送らなくてはいけない。それがファンの務めであり、ファンに許された特権だ。そこで本日は、あなたが人生を懸けて推したアイドルを、正しく見送る3つの方法を書き留めておきたい。

<その1 ちゃんと思い出す>

コンサート当日の開演時間まで、あの人からもらったものをちゃんと思い出しておこう。あの人の歌声を、ダンスを、おしゃべりを、その他もろもろ、出来るだけ具体的に。一人でメモを書き出すのも良いだろう。友人のファンと語り合うのも良いだろう。あの人を好きになったから今までにもらえたものを、ちゃんと思い出しておかなくてはいけない。

その思い出は、コンサート当日、あなたの力になる。去り行くあの人に「卒業おめでとう」と言うのはしんどい仕事だ。しかしそれは、あなたがやらなければいけないことだ。無理だなんて言わずに、精一杯背伸びをしよう。あの人が、いつもそうしてくれていたように。逃げてはいけない。あの人は今日まで、一度も逃げてこなかったのだから。

あの人からもらった思い出を、胸に抱こう。そうすればきっと「卒業おめでとう」と言えるはずだ。これほど沢山の素敵なものをもらっておいて、この期に及んで祝福しないなんて、そんなのは駄目だ。あの人との思い出を力に変えて、精一杯頑張ってみよう。

<その2 あくまでも笑顔で>

なるべく泣かないように。もちろん気持ちは分かる。だけど少なくともあの人が笑顔でいる限り、無理をしてでも笑顔になろう。人前で笑顔を見せるのがあの人の仕事だから、どんなに泣きたくても我慢する。あの人はそういう人だ。そんなあの人に憧れてきたんだから、なるべく泣かないように努力しよう。

とは言え、両目から水が流れるのを止めることは難しい。それでも、笑おう。自分が泣いていることに気付かないぐらいに笑ってやろう。目の前であの人が歌って踊ってるんだから、笑うのぐらい簡単なはずだ。むしろ笑ってないほうがおかしいのだ。あの人の勇姿を、しっかりと笑いながら見届けよう。

せっかくこの広い宇宙で出会って、こんなに大好きな人と出会えたのだから、悲しいお見送りにはしたくない。たった一度のお見送りなら、笑顔でいこう。あの人が客席を観て、ファンの笑顔を見つけたら、きっと嬉しく思ってくれるはずだ。大好きな、あの人のために笑おう。

<その3 それでも人生は続く>

そしてコンサートは終わるだろう。明日は今日までとは違う明日だ。しかし決して恐れることはない。あなたがあの人からもらったものは、まだ胸に残っている。そしてそれは、これからもずっと捨てられることなく、輝きながらあなたの心の中にあるだろう。

あの人が去ってしまうのは、確かに怖い。だけどあなたは、あの人から沢山の、両腕に抱えきれないぐらい沢山の素晴らしいものをもらってきたはずだ。だからこの先も生きていけるだろう。生きることはつらい。あの人ともし出会うことがなかったら、あの人から何ももらうことがなかったら、生きていけないかもしれない。でもあなたはあの人と出会い、あの人からもらったものがあるのだから、絶対に生きていくことが出来るはずだ。

そしてこれからは、あの人と出会ったことを、あの人をちゃんと推したことを、誇りに思って生きていこう。あの人に対して、あの人をちゃんと推した自分に対して、恥ずかしくない生き方をしよう。それが出来ないならファン失格だ。あの人から叱られてしまうだろう。そんなのちょっと悲しすぎる。あなたの人生は、これから先もずっと、あの人とともにある。推すというのは、そういうことだ。

<結論>
あなたと、あなたが推したあの人のこれからの人生が、どうか素敵なものでありますように。これで終わりじゃない。これからまた、始まるのだ。

文・相沢直

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