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小笠原諸島や伊豆諸島周辺など、日本の海域にて中国漁船が 多数襲来し、大規模な珊瑚の密猟を行っているとされる件について、中国外務省の華春瑩報道官は、11月3日の会見で、日本側に対し「取締りは丁寧に、理性的、抑制的に行い、事態を適切に処理するよう望む」とコメントした。しかしこのコメントについて、日本のユーザーからは「盗人猛々しい」「何様なん?」「そもそも領海侵犯なんだから撃沈されないだけで感謝しろ」といった憤りの声が相次いでいる。



【動画】http://youtu.be/qUBaQY3aEzk


そもそもこの問題は、今年9月頃から、大規模な中国船団が日本の海域へと押し寄せ、現在中国市場で異常な高値をつけている赤珊瑚を無許可で乱獲。そうした乱獲の際に生じる生態系の破壊のみならず、最近では付近で操業中の地元漁船への威嚇行為なども報告されており 、島嶼部に住む住民たちに恐怖を与えてきた。こうした状況下において中国側は、その建前上、「取り締まる」としつつも、その実、野放しの状態が続いている中での今回の発言ということもあって、日本のユーザーを激怒させているのだ。

これまでも、不審船や密漁船に対する取り締まりは行われてきているが、これだけ多く襲来してくると、従来の方法だけで対応するのは難しいというのが実情。「丁寧な取締り」などではなく、国家レベルでの本腰を入れた監視・取締り体制が必要なようだ。

文・今岡憲広

※写真はイメージです。

【参照リンク】
http://youtu.be/qUBaQY3aEzk

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