シールや文具などさまざまな商品をデザインしている、リサ・フランクのカラフルでサイケデリックなキャラクターが、90年代、子供の頃に使っていたバインダーから飛び出し、大きなスクリーンに登場する。


エンタメニュース「Variety」によると、プロデューサーに『Before I Fall(原題)』や『エアフォース・ワン』などの製作を手がけたジョン・シェスタックを迎え、この映画のプロジェクトが進行中だという。同映画は、ストーリーが展開していくうちに、実写版とアニメを合体したものになるという。現時点では、タイトル未定だが、間違いなく色鮮やかな映画となるだろう。

「リサ・フランクの世界は、明るく、楽観的で、おしゃれで、でも嫌味がありません。微笑んでいるときにしかめ面をするのが難しいような感じです。それに、どうして渋い顔をしたいのでしょう? この映画に参加できて、非常に嬉しく思います」とジョン・シェスタックは語っている。

1979年頃から、リサ・フランクは、イルカやネコ、ユニコーン、レインボーなど、さまざまなキャラクターをシールや塗り絵、フォルダーなどにデザインしてきたが、今回、初めて長編の映画化となる。製作にはまだまだ時間がかかるようだが、このブランドの立役者である彼女も、もちろん同映画に心躍らせている。

「リサ・フランクの世界に命を吹き込む長編映画をずっとやりたいと思っていたの。キャラクターにはさまざまな背景があって、開始した当初から、私の想像の中で生きているのよ」とリサ・フランクは語っている。

公開日は未定だが、もうすでにこのカラフルな虹色の世界が待ちきれない。

■参照リンク
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