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「評価経済社会とカリスマ」
私たちの人格や価値観、行動は、さまざまなメディアからの影響によって形成されています。
メールや各種ソーシャルメディアの発達によって、個人であっても不特定多数に対して意見を表明し、影響を与えることが可能になったのです。
人気者、有名人、イケメン/美人、そしてカリスマなど、高い評価を得られる人間ほど、他人に強い影響を与えられる社会。
これが「評価経済社会」です。
アップル製品の人気は、スティーブ・ジョブズというカリスマと、「かっこいいライフスタイルを提案する会社」という評価によって支えられているわけです。
ディズニーもそうですね。
ディズニーの強い影響力は、たんに映画やキャラクターグッズの売上を伸ばすだけではなく、「ディズニーランドで働きたい!」という気持ちをファンに起こさせます。
ディズニーランドのスタッフは、キャストと呼ばれますが、これは「自分たちが一緒にディズニーランドという舞台を作っている」という感覚をより強固にするための仕掛けといえます。
さらにいえば、いったんお金に変換しなくても、他人に強い影響力を及ぼせるようになります。
「社長」である私に、「社員」である参加者が給料を払う。
私はその代わり印税や講演料などは もらわず、コンテンツを低コストで世の中に公開し、自身の影響力を高めていくことができる。
今では、年商数千万円規模の株式会社も生まれています。
「評価」に基づいたコンテンツ制作やイベント運営などの経済活動を組織内部で行い、そうやって生み出されたコンテンツによって組織外からお金としての収益を得ることができているわけです。
現在、私自身はFREEexの運営からは身を引き、FREEexはクリエイター支援をはじめとした活動を行っています。
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