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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「アニメの専門学校に入ったら、新作が怖くなりました」
どうすればいいんでしょう?
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アニメやマンガを見る側の立場だったら、新作が出たら嬉しいよね。
周りはアニメやマンガの話するヤツばっかりになるし、最初は嬉しいよ。
これまで学校でコソコソ話してるようなアニメ話やマンガ話やオタク話を仲間と一緒にできるからね。
それと同時に「あの作品を超えなきゃいけないのか」という思いが出てくる。
トップクラスのアニメは凄いけど、テレビでオンエアしてる普通のアニメは「これぐらい俺でもできる」と思って見ているよね。
「目が高く、手が低い」というんだけど、いかに自分ができないのかを思い知るよね。
プロの原稿をバカにしていたけど、サンデーやジャンプの編集部へ行って、初めてプロの原稿を見た時にあまりに線がキレイで驚いた。
例えば、小林よしのりの生原稿を見たら、めちゃくちゃ上手い。
そういう所に入ると、プライドや自信が粉々になっちゃって、「新しい作品に触れるのが怖くなりました」みたいな気持ちになったのかもしれない。
まず、「俺はもっとスゲェの出来るぜ!」という意味のない自信が絶対に必要なんだよ。
これがAステップ。
だから君はBのステップにいるわけだ。
そのステップで「周りの友達と仲良くやって、専門学校を卒業すればいいや」という考えに代わってしまう。
これがCステップだ。
問題はBステップの次にCステップに進めるかどうかだと思う。
がんばってCステップに進みたまえ。
プロの業界に行ったら、君がどんなに下手くそであっても、君以下のプロはいっぱいいるから。
プロは、上はすごいけど下もすごい。
共通点は「全員がアニメで堂々と金を取ってる」ことしかない。
上も下もプロは色々いるから(笑)
そこで諦めるか、がんばるかが、プロになれるかどうかの違いです。
プロには上も下もいますから、諦めないでがんばってください。
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