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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「安倍首相の人気を落とすには」
私は嫌いなのですが、内閣支持率が48%に上昇し、衰えを知らない安倍政権に恐怖を感じます。
しかし、誰も気づいてないように見えます。
どうすれば国民は気づいてくれるのでしょうか?
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お前って言って悪いけど。
「誰も気がついていない」って、内閣支持率が48%ってことは、52%の人はお前と同じ考えかもしれないじゃん!
安倍政権や小泉政権はいくらでも批判できる。
ただ、それをする場合、相手と同じ土俵に立たなきゃいけない所がシンドいんだ。
どういう意味かというと、まず“場”を設定する。
小泉さんを上手いと思ったのは、自分に対する不満の全てを「郵政民営化に賛成か反対か?」という形にもっていくところ。
橋下徹さんもそうだよね。「大阪都構想、賛成か反対か」という形にもっていく。
これが“プロレス的な政治”だ。
「劇場型民主主義」と言うしかないと思う。
だから、「大衆の肌感覚をどこまで信じられるのか」という前提で劇場型民主主義にもっていくしかない。
だけど、そんなやり方は、日本どころか、世界中のどの国にも根付いてない。
「政策だけで語るインテリ層」に向けた政治は、絶対に必要なんだけど、それと同時に、「雰囲気だけで判断する大衆層」に対するアピールがないといけない。
どちらかだけでは絶対ダメ。
「両方あってこそ、民主主義」という時代に入ってきてる。
(次号へ続く)
また、そういった時代では安倍首相のやっている“プロレス的政治”も正しいと思います。
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