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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「王道とマニアックなSF漫画を教えて下さい」
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たぶん、誰もが知っているんだけど、あんがい読んだことがないのが『デビルマン』ですね。
なので、「とりあえずデビルマンを読んどけ!」です。
『デビルマン』を読まないと、漫画を読んだことにならないと思うんですけどね。
5巻しかないし、あれを読む時間ぐらい人生でいくらでも作れるでしょう? だいたい、漫画を置いてる所なら、どこにでもあるし。
王道SF漫画はそれぐらいですね。
なので、『セクサロイド』ですかね?
……でも、入手困難だよな。
あるいは、『轍』とか、そういうのを薦めようとしてるんですけど。
どんどんマイナーになっていきますね。いかんなあ。
ああ、横山光輝は面白いです。
『バビル2世』については、自分の『世界征服は可能か』という著書の中でも書いたんですけど、とてつもなく楽しいです。
何が楽しいか?
これは主人公であるバビル2世の浩一くんという超能力少年が、ヨミという世界征服を企む超能力者から世界を守るという話なんですね。
そのヨミ様が、がんばって基地を作るんですよね。
で、その基地をバビル2世に毎回破壊されて、「わしの基地が!」って言うんですけども。
これが4回繰り返されたあたりで、だんだん面白くなってくるんですよね。
最後には「バビル2世! 俺は北極の海に沈みたい!」って言うんですけど。その理由が「海に沈めばお前に基地を壊されないから」と言うんですよ。
『バビル2世』は楽しく読めます。はい。
マニアックなSF漫画なら『バビル2世』です。アニメではなくて、漫画の『バビル2世』を読んでください。
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