岡田斗司夫の解決！ズバっと「失恋した娘を慰めるには」「劣等感について」

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岡田斗司夫のニコ生では言えない話

　岡田斗司夫の解決！ズバっと　2014/8/19

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おはよう！　岡田斗司夫です。

メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。

かたっぱしから答えてみましょう。

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ありむーさん／50歳／薬局に勤める薬剤師／クラウド市民
「失恋した娘を慰めるには」
【質問】
“岡田さん、こんにちは。大学生の娘が失恋してしまったようです。
時間が癒してくれるとは思うのですが、とても悲しそうです。こんな時どのように慰めたらいいんでしょうか？娘は、どちらかというと要領が悪く人づきあいも うまいほうではないようです。今は自宅から遠く離れて一人暮らししています。私はこういう時につい説教臭いことを言ってしまいがちです。どうぞよろしくお 願いします。”

【回答】
　彼女はこれから、30歳ぐらいまでにあと5人ぐらい彼氏が出来ると思います。生涯通算なら、あと15～20人は彼氏が出来るかな？一人目と別れて、現在二人目前の準備期間。要領が悪くて人付き合いがヘタでも彼氏ができたんだから、今後も問題ないはず。
　このような社会を僕は「生涯恋愛社会」と呼んでいます。彼女は、その一人目と付き合って別れたばかりなんですよ。
「失恋」というネーミングが悪いと思うんですよね。彼女はなにも「失って」いません。
　元カレとの関係が終わっただけで、得たものも楽しかった思い出も多いはずなのに。それら全てを失った、と考えちゃうから辛いんですよ。
「得たもの」を思い出させてあげてください。
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さわらさん／21歳／大学生／必ず解決！ズバっと
「劣等感について」
【質問】
“劣等感についてお聞きしたいです。21歳の学生です。
生まれてすぐに皮膚の病気にかかり、化物みたいに顔が変形しました。顔が気持ち悪いとどうしても人間的な価値は低く、学校では虐められたりハブられたり裏切られたりしながら底の方で過ごしました。バイトも人目のつかない工場でやって生計を立ててきました。
劣等感を消すため、部活で部長をやったり、彼女を作ったり、ボランティアをしたり、借金をしてまで国立大に入ったり、小説で賞を取ったりしたのですが、ど れだけ対策を講じても、人に対する引け目とか疑いとかむかつきが収まりません。振り返る思い出も、友だちもできませんでした。
どうやら痕を消すような治療はできないらしく、現在の醜い顔と劣等感を抱えたまま、これからも戦わなくてはなりません。
岡田さんだったら、どのように切りぬけたり改善したりするでしょうか？　もしよかったら質問に答えて頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします。”

【回答】
　現状で充分だと思います。
　僕が言えるのは「そういう場合、世間を見返すしかないですよ」ということです。
　人より大きな事をして、人より有名になって地位を得る。小説で賞を取ったのなら、ぜひそっちも続けてください。
　劣等感や差別された思い出は、「見返すこと」でしか解消できないと思います。あなたは充分に健闘している。なので、さらに「世間を見返し」てやってください。


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