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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
 岡田斗司夫の解決!ズバっと 2014/7/14
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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
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牛飼さん/19歳/専門学生/その他
「メルマガリニューアルの理由」
【質問】
“なぜこの時期に「岡田斗司夫の解決!ズバっと」という
題目でメルマガをリニューアルすることにしたのですか?”

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久遠さん/49歳/中小企業の社長/無料メルマガ
「『風立ちぬ』のBlueRay&DVDのTVコマーシャル」
しのぶさん/32歳/フリーター/クラウド市民
【質問】
“今、『風立ちぬ』のBlueRay&DVDのTVコマーシャルにディズニーのジョン・ラセター氏が登場していますが、これはスタジオ・ジブリとディズニーの間に何かあるんでしょうか?やはり宮崎駿引退後はジョン・ラセター氏に禅譲するってことでしょうか?”

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kakkyさん/54歳/漫画家/無料メルマガ
「選挙権年齢引き下げは徴兵のため?」
【質問】
“先日、勝谷さんとの対談で、選挙権が18歳からに引き下げられようとしているのは将来 徴兵の時に兵隊を確保しやすくするためだというようなことを
おっしゃってましたが、やはりそれが主目的なんでしょうか?”

【回答】
 牛飼いさん、久遠さん、kakkyさんの質問にまとめて答えます。

 質問するときに気をつけるべき大事なことが三つあります。
「知りたいのか?教わりたいのか?」
「誰に聞くべきか?」
「聞いて、どうするのか?」

 知りたいとは、疑問に対する「答え」が欲しい場合。
 当然ながら「答を持っている人」に聞かないとムダ。
 久遠さんやkakkyさんの質問は「知りたい」です。
 岡田斗司夫が答を知っていると思って、質問しています。

 でも、残念ながらお二人の質問は「当事者でないと知り得ない」ことを知りたがっている。
 当たり前ですが、僕は「答え」を知りません。
 久遠さんの質問はジブリ上層部、できれば鈴木敏夫さんに、
 kakkyさんの質問は自民党幹部か高級官僚に聞くべきでしょう。

 つまり「知りたい」ばあいに大事なのは、2番目の「誰に聞くか」が最重要ポイント。
 ここを押さえないと、これからの人生ずっと「無駄な質問」を繰り返すことになります。

 さて、「知る」と「教わる」はどう違うか?
 教わるとは「方法を尋ねる」ことです。
 つまり「なぜそう考えるのか?」という理路を理解したい場合、教わることが出来ます。

 対して、牛飼いさんの質問も同じく「知りたい」です。
 この場合、僕は当事者なので答えることが出来ます。

「質問に答えるのが好きだから。
 毎日、好きなことをしたいから、毎日のメルマガを質問に答えるだけにした」

 質問の要点3番目
「聞いて、どうするのか?」
 については、またいずれ。