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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「【大人が楽しむゴジラ映画 その2 】 君にピッタリのゴジラ映画はこれだ!」

2019/06/14 06:00 投稿

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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2019/06/14
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今回は、ニコ生ゼミ6月2日分(#284)から、ハイライトをお届けいたします。

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 【大人が楽しむゴジラ映画 その2 】 君にピッタリのゴジラ映画はこれだ!


 では、「君にピッタリのゴジラ映画はこれだ!」という話をしようと思います。

 君にぴったりなゴジラ映画というのは何かというと、『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』っていう最新のハリウッド映画がありますよね?

 これを見る前の予習として見てもいいですし、見た後の復習として見てもいい。

 そんな映画のことです。


 しばらく前に『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見るには事前にどの映画を見ておくべきかについて……そりゃもう、唯一の正解は「22作品全部見る」しかないんですけど。

 まあ、絞りに絞って「これだけは見ましょう」という話をしたんですけども。

 今回の『キング・オブ・ザ・モンスターズ』も、ほとんど全てのゴジラ映画から「ここも引用してますよ?」というシーンがバンバン入っているので、本当は全部見た方が楽しいんですよ。

 しかし、正直それはシンドいです。


 本当にメチャクチャ絞ったら、前作である2014年のレジェンダリー映画版『GODZILLA』だけで大丈夫なんです。

 まあ、そのレジェンダリー版『GODZILLA』の次にレジェンダリーが作った、先週の金曜ロードショーでも放送された『キングコング:髑髏島の巨神』も、話が繋がっているし、おまけに次回作は『キングコング対ゴジラ』だから、見た方がいいんですけど。

 なので、2014年の『GODZILLA』と『キングコング』を見るのが望ましいくらいなんです。


 では、どんなゴジラ映画を見た方がいいのか?

 あなたにピッタリの怪獣映画は?

 というふうなことで、今回、ちょっと考えてみたんです。

・・・

 まず「怪獣の顔で選ぶ」という方式もあるんですよ。

 例えば、こいつが初代ゴジラです。

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 初代ゴジラの顔はモンスターっぽいんですね。

 なぜかというと、この全身のトゲトゲというのは、実は水爆実験の時に皮膚が焼けただれたケロイドなんですよね。

 もともとは、たぶん、ツルツルの肌をした水性爬虫類だったんですよ。

 だから、顔にあるデコボコというのは全部、火膨れなんですね。

 そんなデコボコした肌と、耳がついているという怪獣が初代ゴジラです。

 なかなかいい顔してます。


 これは、2代目の『ゴジラの逆襲』のゴジラです。

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 1作目と比べて何が違うのかというと、このポーズでもわかる通り、着ぐるみが動きやすくなってきたので、やや姿勢が直立になって、顔の火膨れ感があんまりなくなってきたんですね。

 それでも、相変わらずオバケの顔をしています。


 では、その次の『キングコング対ゴジラ』になってくると、どうなるか?

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 キングコングとの差を出すために、顔がトカゲ型になっています。

 真正面から見ると、いわゆる三角形で安定する体系になってきていて、キングコングの人間型に対してですね、ハッキリとトカゲぽい感じになっています。


 『モスラ対ゴジラ』のゴジラは、色も、ちょっとこう緑色っぽくなってきて、眉毛が凛々しくなってきます。

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 この辺から、ゴジラの顔というのが、ちゃんと出来てくるんですね。

 1作目というのは、本当に形が取りにくいオバケの顔をしていて、2作目はそこからちょっとずつ目が大きくなってきた。

 3作目はトカゲの顔。

 そして、4作目でハッキリと眼球が大きくなって、キャラクターになっていきます。


 その次辺りが、もうこれです。

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 目がハッキリと大きくなっていますね?

 これ『怪獣大戦争』とか『総進撃』辺りのソフトビニールなんですけど。


 昭和ゴジラというのは、こういう感じで、第1作、第2作のゴジラは手が小さくて、第3作も腕は小さいまでも、『キングコング対ゴジラ』での格闘戦を想定した腕の長さになっている。

 『モスラ対ゴジラ』では、重厚でありながら、トカゲでもないという、ゴジラというキャラクター
をみんなが掴みだした。

 で、『怪獣大戦争』や『総進撃』の頃になってくると、もう完成してくるわけですね。

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・・・

 それに対して、ハリウッドがゴジラをどの様に解釈したのかと言うと。

 まあ、世間の評判が悪いんだけど、俺は案外好きなのが、ローランド・エメリッヒ版のゴジラです。

 イグアナのオバケになってるんですけども。

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 形状そのものを、ゴジラから思いっきり変えてきたわけですね。

 「ああ、こういう解釈もあるのか」という形になっています。


 で、こいつが2014年のレジェンダリー版のゴジラですね。

 マッチョ体系になってきました。

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 表面処理が筋肉の塊みたいになっていて、やや獣っぽいんですけど、マッチョで筋肉を強調したデザインになってます。


 そして、最新作のゴジラがこれです。
 
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 基本的なプロポーションは変わらないんですけど、何が違うのかと言うと、2014年のヤツに比べて、背びれの発光がハッキリしているということ。

 あとは、足の辺りを見てください。

 太ももの辺り。

 前のゴジラは筋肉を強調していたんですけど、今回のゴジラは、太ももの表面に段差が浮き出しています。


 僕はこれを “オヤジ感” と呼んでるんですけども。

 ゴジラの肉のたるみからオヤジ感が出てきて、ちょっとヒーローっぽくなっているんですね。

 前作の筋肉を強調した恐竜っぽいデザイン、前のやつはしっぽも筋肉質なんですけど、最新版の方は、ややキャラクター処理がされている。

 そういうところが違うと思います。


 こういうふうに、顔で選ぶという方式もあります。

 だから、今、見た顔の中に気に入ったのがあったら、そのゴジラを見るのでもいいわけですね。

・・・

 それに対して「映画のジャンルで選ぶ」という方法もあります。

 このジャンルについては、それぞれのポスターを見ればわかります。

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 すみません、デカいフリップになりますけど。

 これが一番最初の『ゴジラ』です。

 1954年版の “初代ゴジラ” というやつですね。


 「ゴジラか化学兵器か、脅威と戦慄の一大攻防戦」って書いてあるんですけども。「戦慄」なんですよ。

 実は、この “怪獣映画” というジャンルがまだ存在しない時代に作られた最初のゴジラというのは、ホラー映画なんですね。

 いわゆる『リング』みたいなものだと思ってください。

 巨大な貞子が恨みを持って出てくるような映画なんですね。


 宮崎駿は「この『ゴジラ』を弟と一緒に映画館で見たんだけど、ゴジラが最初に山の向こうからヌッと顔を出す時に、映画館中の大人達の顔がうわっと仰け反った」と言ってます。

 つまり、ものすごく怖かったんですよ。

 そういう感覚って、今、ないですよね?

 今、ゴジラ映画を見る時って、急に目玉がアップになるとか、急に何かが現れるというようなシーンでない限り、みんなビックリしないんですけど。


 そのゴジラ初登場のシーンって、本当に「ロングショットで山の稜線が見えていて、その向こうにゴジラの顔がヌッと出てくる」というだけの、すごくシンプルなシーンなんですけど。

 それでも、映画館中の大人が「うわーっ!」というふうに後ろにのけぞった、と。

 そして、それを見ていた宮崎駿は「うわーっ、おっかねえ! 大人もみんな怖がっている! と思った」と言うくらい、怖いシーンだったんですね。


 このゴジラ初登場のシーンというのは、東宝映画内のスタッフ試写の時にも、みんなが一番気にしてたところなんですよ。

 ゴジラ初登場って、そこで見ている人達がみんな「ああ、こんなもんね」と思っちゃったら、もうダメだ、と。

 だから、本当に怖がってくれるかどうか、円谷英二を始め、本多猪四郎始め、スタッフはビクビクものだったんですけど。

 やってみたら、社内の全員が、試写を見た瞬間「あそこが怖い」と言った、と。


 実は初代『ゴジラ』というのは、ホラー映画だったんですね。

 ゴジラが銀座の街を壊して通った後、そこにいた人達はみんな放射能障害で運ばれて、どんどん病院で死んでいくんですけど、これもですね、祟りなんですよ。

 そういった祟りがある、怖い、人間では殺せない存在。

 そういったホラー映画みたいなものが好きな人は、最初のゴジラを僕はオススメします。

・・・

 それに対して、もう、僕は大好きなんですけど、『キングコング対ゴジラ』というのは、完全な娯楽作品なんですよね。

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 もうね、このポスターでも、主役の怪獣であるはずのキングコングやゴジラよりも、下の方に描かれている人間の顔の方が大きくなってくる。

 これ、何かと言うと、ドラマの方にお話の重きをおいてるってことなんですね。

 この『キングコング対ゴジラ』というのは、「この人間達の思惑はどうなるのか!? 最終的にキングコングが勝って、主人公のパシフィック製薬の売上が上がるのか!? それとも、ゴジラが勝ってパシフィック製薬の売上が下がるのか!?」という、大コメディ映画でもあるんですね。

 なので、ちょっとマニア向け過ぎるんですね。

 マニアからの評価はものすごく高くて、みんな「『キングコング対ゴジラ』を見ろ!」って言うんですけども、まだ見たことのない人は、別に見なくても大丈夫です。

 見た方が良いのは、唯一、僕みたいな “マニアのオッサン” が近くにいるような人。

 そういう映写会だったら見てください。

 メチャクチャ楽しいです。

 「マニアと見ると、こんなに楽しい映画はないぞ!」というくらい、一緒になって笑っていると笑いどころがわかるんですよね。

 なので、マニア向けです、本当に。

・・・

 で、これもオススメです。『三大怪獣 地球最大の決戦』というやつなんですけども。

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 ほら、さっきと比べて、人間が小さくて怪獣がデカイでしょ?

 こういうやつは初心者向けで、すごく良いんですよ。


 これは “怪獣映画のアベンジャーズ” です。

 いわゆる、それぞれ単品でヒット作があった、ゴジラとラドンとモスラさんが、一番悪いサノスみたいなキングギドラと戦うという、楽しい楽しいアベンジャーズなんですね。

 これ、オススメです。


 あと、その次の『怪獣大戦争』。

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 『三大怪獣』と比べると、キングギドラ2回目の登場ですから、ポスターの怪獣のサイズが小さくなってますよね。

 その代わり、ロケットとか、宇宙服を来た人とか、宇宙人の綺麗な女の人とか、いろんな雑音が入ってきています。

 つまり、その分「怪獣少な目、人間多め」になっているんですけども。

 実はこの『怪獣大戦争』という映画が、今回の『キング・オブ・ザ・モンスターズ』の元ネタなので、これも見て頂けるといいと思います。


 特に、今日、ポスターは用意してないんですけど、『怪獣総進撃』という、これをもっとダメにしたような映画があるんですけども。

 この『怪獣総進撃』というのは、もともと、企画段階では「怪獣忠臣蔵」というタイトルだったそうです。


 なんで忠臣蔵なのかといったら、敵の宇宙人が “キラアク星人” というんですけども…

 …まあ、忠臣蔵の吉良上野介の「キラ」と、悪いヤツだから「アク」で、キラアク星人なんですけど。


 途中まで、そのキラアク星人に怪獣たちは操られているんですけど。

 最後には「俺たちを操りやがって! キラアク星人め、仕返しをしてやる!」と言って、怪獣たちがなぜか富士山麓に大集合して、キラアク星人の本部に殴り込みをかけるという、本当に怪獣忠臣蔵なんですよ。


 そんなキラアク星人が出てくる馬鹿らしい『怪獣総進撃』か、この『怪獣大戦争』のどっちか見ておいたら『キング・オブ・ザ・モンスターズ』がメチャクチャわかりやすくなります。

 『キング・オブ・ザ・モンスターズ』って、なんか設定が複雑で、いろんなものが出てきたりして、時々ストーリーを見失いそうになるんですけど。

 この2作品を見ておいて「要するに、これか」って考えられれば、すごく見通しがよくなるのでオススメです。

・・・

 その他に、「いや、俺は怪獣映画はそんなに好きじゃないんだ」という人の中でも、カルト映画が好きな人。特に『翔んで埼玉』が好きな人にオススメの映画があります。

 それが『ゴジラ対ヘドラ』です。

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 もう、この頃になってくると、ポスターに描かれる人間がものすごく小さくなっています。

 つまり「初心者にもわかりやすい」ということですね。

 ゴジラと、あとはヘドラという、わけのわからない怪獣が大きく描かれています。


 この『ゴジラ対ヘドラ』には、有名な「ゴジラが火を吹いて後ろ向きに空を飛ぶ」というシーンもありますし、「主人公が富士山麓で100万人ゴーゴー大会というのをぶち上げるんですけど、30人くらいしか集まらない」とか、「ヘドラが変形して空を飛ぶ」とか、「主題歌が不思議」とか、もう、カルト映画としての要素を全て満たしているんですよ。

 でも、「じゃあ、笑えるのか?」というと、ほぼ笑えないんです。

 笑えなくて、ただただ不思議で「なんじゃこりゃ?」な感じが、映画の頭からお尻まで延々と続くんです。


 『ゴジラ対ヘドラ』って、有名な割りに見たことがない人が多いんですね。

 この説明だったら、まるで “笑えそうな映画” に聞こえるんですよ。

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 ところがいざ見てみると。

 今、コメントでも流れてたけど、「かーえせ! かーえせ! 緑を青空をかーえせ~♪」という主題歌の中で、「水銀、硫酸、カドミウム~♪」という公害物質の名前が出てくるという、なんか文明批判しているはずなんだけども、それどころじゃない映画というか。

 それよりは「富士山麓100万人ゴーゴー大会って言ってるのに、なんで30人しかいないの?」とか、おかしいんですよ。

 でも、なんか、そのおかしいんだけど、笑わせようとしていないという、ひたすら不思議な映画なところが、この『ゴジラ対ヘドラ』の魅力です。

・・・

 「俺は、そういうカルトな映画じゃなくて、藤子・F・不二雄みたいな映画が見たいんだ!」と。

 それも、『ドラえもん』のような、わかりやすい藤子・F・不二雄ではなくて、SF(すこしふしぎ)とか、ああいうのが好きな人に案外オススメなのが、僕自身もこの間に見直して面白さを実感した『ゴジラの息子』です。

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 これね、案外良いんですよ『ゴジラの息子』って。

 藤子・F・不二雄的で。

 もうね、この出てくるゴジラの息子というのが、とんでもなくブサイクなんです。

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 これ、たまたまこのポスターで選んだ構図が悪いわけでもなんでもないです。

 これが普通というか、まだ良い方なんです。


 『E.T.』という映画を作る際、スピルバーグは、E.T.のデザインについて、あえて醜く指定したそうです。

 どれくらい醜いかというと「彼の母親しか愛せないくらいの醜さで作ってくれ」と言ったそうなんですけども。

 もう、これ「母親でも無理な感じ」なんですよ。

 ところが、そんなゴジラの息子に、なぜか癒やされるんですよね。


 僕、この『ゴジラの息子』っていう映画は、自分が中学生や高校生だった時代は、すごく嫌いだったんですけど。今や、かなり好きになっているんですね。

 「怪獣映画の本質だな」と思います。

 怪獣映画の本質というのは何かというと、言い方は悪いですけど「そんなに真面目に見るものじゃない」ということです。

 そんな真面目に見たり、語ったりするもんじゃない “ゆったり感” というか、 “許される” ということが怪獣映画の本質なんですけど。

 その本質を体現しているのが、この『ゴジラの息子』です。


 『ゴジラの息子』で有名なのが「ゴジラの息子がゴジラから放射能火炎の吐き方を教えて貰う」というシーンなんですけど。

 何回やっても吐けない息子を見て、ゴジラがしっぽをグッと踏むと、その勢いでバーっと口から火が出るんですけど、その時の目の剥き方がとんでもなくブサイクですから、ここだけでも見てください。

 今だったらAmazonプライムで無料で見れますから。

・・・

 すみません。
 
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 これを2014年レジェンダリー版のギャレス・ゴジラと言ったんですけども、間違えました。

 これはアニメのゴジラでした(笑)。


 間違えた理由は、もうごくシンプルでですね、あらかじめギャレス・ゴジラをチェックしてなかったという事と、アニメのゴジラは1だけ見て、2以降は見ていないという。

 僕の愛の無さゆえですね。


 ただ、今公開中のゴジラを語るときに、「あ、これは違いを説明するのにいいな。 確かこれはハリウッド・ゴジラだっけ?」というふうに、思い込みだけでやってしまった。

 もう僕が一番よくやるヤツですね。


 思い込みが記憶よりも常に上回ってしまうので、こんな事になりました。

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