───────────────────────────────────
今回は、ニコ生ゼミ03月17日(#273)から、ハイライトをお届けいたします。
─────────────────────────────
「【オタキング世界を歩く・ロシア編 1 】 恐怖のロシアと爆笑プーチン大統領」
雪って、結局、なんだかんだいっても氷の結晶なんだ。
あれが溶けるから積もって重なっていくんだよね。
だけど、ロシアというのはそうじゃなくて、あまりに寒すぎて、雪の結晶が、もう砂みたいになってるんだよ。
だから、一見すると積もっている気がするんだけど、風が吹いたら、その雪が全部飛ばされるんだよ。
延々と動いているんだよ?
全然 積もらない。
あんなにね寒いと思わなかったんだけど。
凍りついた川の上を歩くヤツがいて、おまけに川の上で焚き火しているヤツがいる。
そして、ついには “映画のロケ” をやってるヤツまでいたんだよね(笑)。
スタッフが10人以上、凍った川の上に乗って、そこにソリかなんか置いて、完全に撮影しててビックリしたんだけれども。
――――――
岡田:
――――――
ロシアに旅行に行った人はみんな言うんだけど、入国審査の係員、絶対に笑わないんだよ。
なんで笑わないのかというと、あいつらみんなKGB(カー・ゲー・ベー)、いわゆる、ソ連国家保安委員会の人らなんだよね。
だから、笑わなくて当たり前なんだけど。
まあ、個人個人と知り合いになったら、逆にもう、すごいベタベタするくらい笑って来るんだけど。本当に愛想がない。
――――――
このプーチンもね、色んなデザインのがあるんだよ。
僕は、あんまり荷物になるのが嫌だったから このサイズにしたんだけど、もうちょっと大きいやつで、プーチンがマシンガンを持ってるやつがあって、それ欲しかったんだけど、ちょっとデカ過ぎたんだよね。
で、エリツィンを外すと中からゴルバチョフが現れる。
ゴルバチョフを外すと、中からスターリンが現れる。
そして、スターリンを外すと……もうわかるよね?
中からものすごく小さいレーニンが現れてくるというふうになっているんだけど。
この“マトリョーシカ”というのは、実は日本がルーツなんだよ。
だから、本当に、木の1点ものなんだよね。
木をくり抜いて作っているから。
“プーチンカレンダー” だ。
「ヤンキーみたいなバイクに乗っているプーチン」とかも好きなんだけども。
やっぱり、プーチンといえば、基本は“半裸”だよね?
「プーチンといえば上半身裸!」っていう(笑)。
もともと、プーチンというのは、すぐに脱ぎたがるので有名なんだよね。
この人、上半身裸でハンティングしてるんだけども。
泳いでる場所、これ、シベリアだよ?
これは「プーチンの夏休み」なんだけど、いくら夏休みだからといって、シベリアの湖で泳がなくてもいいじゃん(笑)。
これ、どういうことかというと、たとえば2014年、5年前にウクライナと天然ガス紛争が起きた時に、すかさずプーチンは「上半身裸で馬に乗る」という写真を公開したんだよ。
しかし、この写真を出した瞬間に、反対市民運動とかメディアが、あっという間に落ち着いて、「やっぱりプーチン頼りになるわ!」ということになったんだよね。
この時は裸じゃなかったんだけど「筋トレしている姿」っていうのを出したんだよね。
おまけに、これは連続写真になっていて「その後、2人が肉を焼いてテラスで食っている」という写真まで出したんです。
そしたら、本当にあっという間に人気が回復したんだよね。
もう本当に「ロシアって何考えてるんだ?」って思うんだけど。
その時にプーチンがやったのが「マイナス7度のロシアの湖に入浴する」という写真を発表したんだよね(笑)。
こんなコラージュが発表されて、これがあまりにも人気になったおかげで、プーチン本人に「熊に乗ったんですか?」って取材した記者も現れたくらいなんだけど。
でも、俺がそいつを説得してみせますから、彼らとは戦わないでください」と言うんですけども。
プーチンは、スーパーマンを信用せずに、ロシアのスーパーヒーロー達が戦ってしまって、あわやアメリカとロシアが戦争になるか……というような話が展開されているんです。
『シンプソンズ』に出てきた時も、もちろん上半身裸で、馬に乗って来て、なんかこう、イジられる、ということをやってたんですけど。
変じゃん、支持率120%って。
まあ、この理由も含めて、今まではプーチンをお笑いキャラとして説明したんだけど、もうちょっと怖いプーチンの話というのは、ニコ生岡田斗司夫ゼミの後半、全長版の方で話そうと思います。
───────────────────────────────────
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
番組内で取り扱う質問はコチラまで!
コメント
コメントを書く