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こちらは、変形合体おもちゃの歴史で、昭和の日本を振り返っています。
元となったオモチャは、もともと日本製でありました。
というのも、アメリカのロボット玩具といえば、こんなもんだったんですよ。
リモコンで操作するんですけど、このリモコンがメチャクチャ大雑把なんですよ。
このグリグリ回すつまみは歯車と連動していて、リモコンから伸びたコードの中にはマジでワイヤーが走ってるんです。
リモコンのレバーを上下させると、このワイヤーに引っ張られる形でロボットがグイグイ動くという、そんな、かなりデカいオモチャなんですね。
他にも、頭の蓋がウィーンと開いて、ミサイルをボーンと発射したりもします。
このロボットの形状には、ちょっとそそるものがあるということで、今井科学とかがプラモデルとかにしていて、日本のプラモデルファンの間では、このデザインは有名なんですけども、もともとはアメリカのオモチャだったんです。
アメリカのオモチャ産業はこういうオモチャを作るのが得意だったんです。
そういった時代には、このロボットコマンドというのは、すごく立派な良いオモチャだったんです。
これはアイデアル・トイズというメーカーが作ったオモチャですね。
あとはクローバー製の「デラックス戦甲変形合体」とか書いてる「ザブングル」の派手なオモチャが作られていた時代ですね。
当時、日本では、こんなにすごい変形合体するオモチャを作っていたのに、アメリカではほとんど売られてなかったんですね。
なぜかというと、1982年当時は「日本製のオモチャは安物で、すぐに壊れる」と思われていたからなんですよ。
つづく
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
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