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今回は、ニコ生ゼミ02月3日(#267)から、ハイライトをお届けいたします。
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「【『ユーチューバーが消滅する未来』を生き抜くには? 2 】 目的を“動詞”に変えてコントロールする」
前回の放送でもちょっと話したように、ホリエモンとかキングコングの西野くんは、この未来格差というのをすごく意識しているんですね。
これによって、それまで蓄えていた生きていくための基盤とでもいうような、ビジネスのネットワークというのを、ほとんど全て失ったわけですね。
キングコングの西野くんは『はねるのトびら』が打ち切りにあって、「芸人としてもう終わった」と認定されたんですね。
この終わった認定されていた当時のキングコングをルミネでちょっと見たことがあるんですけども、西野くんがやたら早口で漫才するだけで、逃げるように舞台の袖へ帰っていくような漫才で「これは、こいつらもうダメだわ」って、失礼ながら、その時には思ったんですね。
この時期は、たぶん、僕の人生の中で最悪の時期で、生涯であんなに苦しかったことはないです。
なぜかというと、どうしていいのか全く思いつかなかったからです。
だって、何をしても売れないんですもん。
どんな本を書いても売れない。
本を書くしか能がないのに、何を書いても全く売れないんですよ。
これはね、本当にシンドかったんですよね。
だから、自分の意思で行えるんですけど、「面白がられる」とか「売れる」とか「ウケる」というのは、人任せで、コントロールできない受動態なんですよ。
たとえば「小説家になりたい」と言う人がいるんですけど、この「小説家になる」というのも、実は受動態なんですね。
なので、それを動詞に変換する。
「小説を書く」、「書いた小説を持ち込む」、「投稿する」という動詞にすると、ようやっと、人任せではない、他人にコントロールされないことになる。
そうなると、最終的に「賞を受賞するかどうか」という部分だけが、他人のコントロールになるんですよ。
ちょっとここら辺、熱くて面倒な話をしてますけども。
それまでは「ライブドアだ! 野球のチームを買収する!」と言っていたホリエモンは、あっという間にビジネススケールがすごい小さくなってしまったし。
ところが、それらは全て “自分がコントロールできるパーツ” で出来てるんですね。
これが生き残るコツなんですよ。
いろんなところにOKを貰って、外注さんに映像の発注とかをして、フリップの発注とかもするんですけど。
そんなことをやってたら、面白いことなんて出来ないわけですね。
思いついた楽しいことをすぐにやりたいのに、なんで他人の許可が、それもろくに企画のこともわかってないようなヤツらの許可が必要なのか?(笑)
つまり「どんなネタで何を喋るのか?」という、この部分だけでも、全て自分のコントロール下に置こうとしたんですね。
使って貰えないんですね。
ここがコントロールできなかったんですけど。
今、ニコ生とかYouTubeを見てくれている人というのは、かつて僕の本を読んでくれた人の10倍から100倍くらいの人数がいるんですけど、そういう皆さんにリーチする、手が届くようになって、こちらが考えていることを伝えられるようになりました。
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
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