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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2019/01/14・増刊号
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今回は、ニコ生ゼミ01月13日(#264)から、ハイライトをお届けいたします。
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「幻の王蟲のセル画公開・補足」
しょっぱなからここに王蟲のセル画を出している事でお分かりの通り。
1月6日分(#263)のニコ生ゼミで王蟲のゴムマルチのセルを初公開という事で公開したんですけども、あの時にセルの裏側を見せられなかったんですね。
それで裏を見ないと、どういう仕組みが分かりにくいので、裏を見れるように組み直してみたので、ちょっと見てみましょう。
これは1月6日分(#263)のニコ生ゼミでお見せしたのと同じヤツですね。
後ろに茶色い目隠し板を付けてますけども、セルですから取れば透明です。
こうなっているわけですね。
それで、1月6日分(#263)のニコ生ゼミで説明したように、これがゴムマルチになってる。
密着マルチをゴムで操作するという仕掛けなので、ゴムを引っ張るとスライドしてセルが動くんですけども。
これが、どのような仕組みになっているのかという事ですね。
もう本当に扱うのが怖いんですよね(笑)。
これで分かりますか?
これはセルの裏側です。
それで白い四角い部分にあたるのが、ガイドです。
そして真っ直ぐ縦に伸びている線がレールですね。
両方とも厚紙か何かで作ってあって、この紙のガイドの間をレールがすべるわけですね。
それで下側にある白い板状の部分がゴムなんですね。
動かすとすぐにズレるんですけども、こう縦に動くわけです。
うまく出来ていますよね。
だからそれぞれのセルが繋がっている部分というのは、白い板状のゴムの部分で付いているだけでですね。
実際はガイドの上をレールが滑っていく事で出来ているわけです。
これでお分かりでしょうか。
こんなふうになっているわけですね。
『風の谷のナウシカ』の撮影は、実際はこのセルを手で少しずつ引っ張ってるんですね。
まぁ、アニメーションの撮影ですから、特撮的にその場で「ヨイショ!」って見せるのではなくて、実際はこれをワンカット撮影するたびに、ほんのちょっと引っ張る。
それはガイドの方に0,5ミニぐらいごとのゲージが付いていて、それを引っ張ったりするわけです。
あー、緊張した(笑)。
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