第一弾、第二弾では、かつてソ連という国で始まったロケット技術がアメリカに行って、ドイツがV2号ロケットを作ってという、ロケットの歴史をずーーっとやってきました。
今回ようやく1950年代から60年代に入り、パイロットとか宇宙飛行士というのが、どういう人達なのかを語ります。
アームストロング船長は、アポロ11号で月着陸して、人類で初めて月面に第一歩をしるした、最も有名な宇宙飛行士です。
アームストロング船長という名前は誰でも知っていますが、その割に、どんな人なのかは、ほとんど知られていないかもしれません。
彼は、生粋のパイロットであり、かつ優秀な宇宙飛行士でした。
パイロットと宇宙飛行士は同じだと思われがちですが、全く違う職業です。
パイロットは、一種の職人。
宇宙船の操縦士であり、勇気や男らしさを大切にするプライドがすごく高い人種です。
宇宙飛行士はそうではなくて、まずは科学者でなければなりません。
技術としてパイロット的な能力や知識も持ってなきゃいけないけれど、それ以上に優秀な科学者であることが求められます。
だから、全員パイロット出身で、パイロットの免許を持っていました。
同時に優秀な科学者でもありました。
そういう特殊な職能が必要とされた時代だったとも言えます。
宇宙船は、まずソユーズという宇宙船がソ連で開発され、続いてマーキュリという宇宙船がアメリカで開発された。その2種類だと僕は今まで思っていました。
それが、X15。アメリカ空軍が独自に作った、飛行機みたいな宇宙船です。
歴史のオーパーツと呼ばれているB29は、高度5000メートルを飛ぶゼロ戦に勝つため、高度1万メートルという空気がほとんどないところから爆撃できるように開発された戦闘機です。
普通、戦闘機のパイロットは、防寒服を着て、酸素マスクとゴーグルをつけて飛んでいたのですが、B29のパイロットはおかげで酸素マスクもゴーグルもなし、Tシャツ一枚だったそうです。
こんな調子で、今回のニコ生ゼミは、パワー全開でいきたいと思います。
皆さま、しっかりついてきて頂けると嬉しいです!
表放送
00:00 『シン・ゴジラ』予習
裏放送
52:40 庵野版タイトル
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