僕も、ニコ生ゼミの放送直前まで『アメトーーク!』の仮面ライダー芸人を見てたんですよ。
面白いですよね。
もうとにかくVTRを東映から借りるのが高いんですよね。
だから、ゴールデンタイムのアメトーーク!でしか、出来ない。
深夜放送枠のアメトーーク!だったら、ああいうのをやる時って、もう本当に短い時間しか映像を借りれなかった。
それも、たとえばDVDで発売していて、キャンペーン中で値段が下がっているときしか借りられないんだけども。
でも、ゴールデンタイムのアメトーーク!は、やっぱりかなり時間をふんだんに借りて、長めに見せるという事をやっていたんですね。
まぁ、ここから先は、ああいう番組が増えてくると思いますよ。
結局、今のテレビ局と言うとのは、“昭和 VS 平成”みたいな軸を出したがっているから。
それは何かと言うと、とにかくテレビを見る人がドンドン少なくなってきているので。
なんだろうな、“家族そろって、見てもらう”というような条件でやらないと、しょうがないんですね。
それで、それよりもっと絞ったターゲットっていうのは、もうネット放送に取られてると彼らは考えているんですね。
要するに、そういう番組を作れなくなっちゃった。
・・・
あと、芸人さんたちについて。
これは僕が「アニメ評論家とか、映画評論家の人たちは、もうここから先は食えないなぁ」と思ってる理由なんですけども。
たぶん、今、名前が出ているアニメ評論家とか映画評論家 以外の人って、もうここから先は出て来れないですよ。
ハッキリ言って。
なんでかというと、それらは全部、芸人さんの仕事になっちゃうからですよね。
芸人さんの人たちが、映画の面白さとか「ここは、こういうふうに面白いんだ」と解説しちゃう。
仮面ライダー芸人とかを見てても、たぶん、ちょっとやそっとの評論の人が語るより、普通の人に分かりやすい面白さになっちゃう。
かつて、司会者とか、バラエティー番組に登場する俳優さんみたいな枠が、どんどん芸人さんに奪われた。
それと同じように、文化人の枠もどんどん芸人さんに奪われていくという。
もうね、そのうち名前も顔も知らないような人が「小説を書いた」と言ったからっても、誰も読んでくれなくなる時代が来てしまうんじゃないかなぁ。
そんなふうに、ちょっと思います。
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