世間話です。
『おそ松さん』の第5話を録画して見たんだけど、もう悲しいよね。
面白いか面白くないかで言われると、「本当にダメ」ってわけではないんですよ。
そうですね、『サザエさん』ぐらい面白いと言うか、『おぼっちゃまくん』ぐらい。
今、おぼっちゃまくんを再放送で見たときにどれぐらい面白いかっていうのと、同じぐらい面白いんですよ。
それで今回が、夏特集。
季節を外して「今は夏」っていう所が攻めてる感じなんだろうけども。
冒頭のネタが『タッチ』の例の二人っぽいヤツら。
女の子が、木の下で「私を甲子園へ連れてって!」って言ったら、男の子が「俺は、」ってセリフを言おうとする。
だけども、おそ松さんの六つ子のセミが木の上にのってミンミン鳴いてるから、お互いに声が聞こえないっていうようなやつ。
もう僕が大嫌いな“段取り芝居”。
「これは、どこが面白いのかな?」と思って見ているうちに、面白くないまま終わってしまって(笑)。
次がラジオ体操で、十四松が朝の公園で体操をやっていると、他の体操をしている人が、十四松の手の振りの勢いで吹き飛ばされてしまって、最後は竜巻が起きるという。
これも、どこが面白いのか、よく分からない。
今、話を聞いてる人は、話を聞いてるから面白くないって思ってるでしょ?
そうじゃないんだよ。
俺は今、15秒ぐらいで話してるんだけど、アニメを見たらこれを1分ぐらいでやられるから、余計に面白くないんだよ(笑)。
それで次のネタがジョーズってネタで、六つ子のうちの二人が波の上でポチャポチャしてたら、旗みたいなものが波の間から来て、はた坊が上がって来てってやつ。
ジョーズとはぜんぜん似ていない、音楽家のセンスを感じないような、ジョーズと似たような音楽がかかってた(笑)。
もうね、たぶん面白くない理由は、スタッフが「おそ松さんは、ここが面白いんだ」と決めている部分がズレちゃってるんだよね。
たぶん、「六つ子が出てくるだけで、ファンが喜ぶんだろう」とか、「こんな事を言えば、ファンが喜ぶだろう」というのを、ことごとく外してる。
それが「痛いなぁ」と思ったんだけども。
最後に“イヤミ音頭”というのが、かかるんだよ。
このイヤミ音頭だけは面白かったので、まだ見てない人はネットでイヤミ音頭だけ見てくれればいいです。
まぁ、けっこう好きなアニメが変わっちゃって悲しくなってる。
これがね、『ウルトラマン』が『帰ってきたウルトラマン』になってしまったとか。
『ウルトラマン』が『ウルトラマンタロウ』になってしまったぐらいの落差だったら、文句も言わないんだけども。
何だろね、この『ウルトラマン』が『レッドマン』とか『突撃! ヒューマン!!』になったぐらいの面白くなさ。
これが『クレクレタコラ』まで行ってたら、別の楽しみ方があるじゃん(笑)。
ところが、平凡につまんないんだよね。
なので、イヤミ音頭だけでも見てやってくださいと思いました。
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