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「【捨てられないTシャツ・シリーズ】ことわれない漫画家:水木しげると境港」
今までのお話
バックベアードは、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる西洋妖怪です。
水木しげる先生の出身地:鳥取県の境港に『水木ロード』っていう通りがあるのは知ってるかな?
境港の水木ロードでは、いたるところに妖怪の銅像が立っているんだよ。
何十とあるその像を1つ1つ巡って、スタンプラリーするっていうイベントをやってたんですよ。
えーと、7~8年前かな。
境港ってホテルがないんだよね。
少なくとも7年前僕が行った時は、ホテルがなかった。
(コメント見ながら)
あ、今もないんだ!
で、唯一の宿泊施設は船員会館という3階建の小さいビル。
船に乗る船員さんのための施設で、本当にちっちゃいビルの中を仕切って、いくつもの小部屋にしてある。
ホテルというより、ネカフェに近いかも。
パソコンもマンガもないけど。
入り口で手続きすると、布団を貸してくれて、そこの小部屋で寝ます。
喫茶店も早々と閉まっちゃうし。
そしたら、真夜中の暗~い町のそこら中に石とかで作られた水木妖怪の像があるんだよ。
すごい雰囲気だったなぁ。
水木先生は本当に頼まれたらイヤって言わない人なんだろうね。
もともと水木先生が断れない漫画家だというのは有名な話でね。
水木先生って、マネージャーさんがついてなかったら、どんな依頼も大体「はいはい」って受けてしまうんだって。
でも、本当にそういう人だったんだなって実感したよ。
本当に町中に水木先生のサインがあるんだもん。
ちょっとした喫茶店とか飲み屋とかに行っても、いきなり「水木しげる」って壁にマジックでサインしてあって、そこだけ透明のアクリル板で保護してあったりするんだよ。
色紙がなかったからか、壁に書いちゃうんだもんね。
とにかく、境港は、水木しげる一色で、ゲゲゲの鬼太郎に関するグッズも、そこら中で売ってる。
別にお土産ショップじゃなくても、ごく普通のお店でも売ってる。
魚屋さんの端っこの方が水木しげるのお土産コーナーになってたんだよね。
たぶんね、町ぐるみで、年に2~3回は新製品のおみやげを発売しているから、昔の在庫とかが余ってる場合もあるんだろうね。
ディズニーランドみたいに、どのお土産物屋さんに行っても、だいたい定番のお土産が並んでいるっていう安定感はない。
水木しげる商品を毎年いろいろ作って、売れ残ったものは隅っこに追いやって、そのまま売ってるもんだからさ。
魚屋さんとかお茶屋さんとか、意外な店で売ってるお土産はとてつもないレアものとかがあるんだよ(笑)。
そこで見つけたのが、このバックベアードTシャツ。
もうねバックベアード好きだから、すっごく嬉しかったよ。
サイズも男もんのSだから、俺が一番 痩せてた頃だよね。
そんな頃に買ったTシャツであります。
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
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