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今回は、日本でも上映が決まった映画『Hidden Figures(ヒドゥン・フィギュアズ)』ついて話します。
今回の記事はニコ生ゼミ6/11(#182)より一部抜粋しました。
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「タイトルはダメでも、内容は面白い映画『ドリーム』」
今回、紹介するのはネットで評判になった映画『Hidden Figures(ヒドゥン・フィギュアズ)』 。
日本でのタイトルは『ドリーム』。
これはマーキュリー計画という、アメリカ最初の有人宇宙計画に貢献していた、三人の黒人女性を取り上げた映画なんだ。
これは元々2016年の年末にやった映画だから、とっくの昔に公開されても良かったはずなんです。
アカデミーショーでも『ラ・ラ・ランド』より多くの賞を取ったぐらいなんですよ。
ところがネタがマイナーなので、日本公開がされないような感じだったんです。
いろんな映画のサイトを見にいっても、『Hidden Figures』とタイトルが英語のままだったんですよ。
なので日本の上映はダメかと思ってたんですけども、評判が良かったので、ようやく公開されることになりました。
ところが日本語版のタイトルが『ドリーム:私たちのアポロ計画』になってしまった。
これはアポロ計画の前のジェミニ計画の、そのまた一つ前のマーキュリー計画の話なんだ。
だから「このタイトルは何だよ!」という事で、騒ぐ人がいたんでしょう。
配給会社の人は「私たちも、それは知ってるんです。でも、みんなに分かるようにしたんです」って説明したんだけども、取り下げて『ドリーム』なんてタイトルに変えてしまった。
でも、『ドリーム』にしたら余計にお客さんが入らなくなるんだけども、騒いでた人は分かってるのかな?
配給会社の人が『私たちのアポロ計画』ってタイトルにしたのは、「その方がお客さんが入るから」って理由なんだ。
なので、「それは正しくない」って言うんだったら、同じぐらいにお客さんが入るタイトルの代案が必要だよ。
だけど、結果的に『ドリーム』なんてタイトルになってしまった。
でも、僕はこの映画を見たけども、かなり面白いです。
ハリウッドは2016年に初の女性大統領が誕生すると思ってたんですよね。
なので、女性が活躍する映画をいくつも用意していた。
それが今頃になって出てきている。
なので、「そんな流れがあるんだ」というのを頭に入れてみると、より面白いと思いますよ。
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