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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/05/05
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おはよう! 岡田斗司夫です。
今回はマンガの編集者について、天使のように書かれた本と、悪魔のように描かれた本を紹介します。


今回の記事はニコ生ゼミ4/9(#173)より一部抜粋しました。

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「天使か、悪魔か、“マンガ編集者”」


 『生協の白石さん』をプロデュースした堀田純司(ほった じゅんじ)さんが新しく書いた本が『“天才”を売る』。

 『心と市場をつかまえるマンガ編集者』という事で、マンガの編集者にインタビューして出来た本なんです。

 この中に書かれているマンガ編集者って、理想論に流れている感じがするんですね。


 それと、さいきん出たのが『海猿』の佐藤秀峰(さとうしゅうほう)さんが描いた『描クえもん』というマンガ。

 これはもう、「マンガの編集者が如何にエゲつないか」という内容なんです。

 
 『海猿』の時に、どんな苦労をしたのかをベースにエンターテイメントとして描いてる。

 「編集者の悪を告発する」というよりは、「“漫画家”という職業は、このような地獄である」というのを延々と描いてくれているんですね。


 『“天才”を売る』の中に書かれている編集者はまるで天使のようで、『描クえもん』の中に描かれている編集者は悪魔のようなんです。

 もう真逆なんですね(笑)。 


 佐藤秀峰さんのこのマンガ、あまりにリアルでビックリしました。

 なぜこのようなマンガを描こうと思ったのか、ぜひニコ生に来ていただいて話を聞いてみたいですね。
 
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この他にも話題は続きます。
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