みなさんもご存知の通り、ヤマカンさんのブログは「○○へ行って、○○を食べた」という、どうでもいい事がほとんどです。
でも、ヤマカンさんが“力”を入れた回は、ほぼ100%炎上するんです。
本当に面白いですね。
人によっては「ヤマカンは許せない事を言っている!」とか「コイツはダメだ!」って言う人もいる。
でも、僕の考え方は違うんですよね。
これは「人類の福祉のために、いかに評論家ヤマカンを使いのこなすのか?」という事なんだけど、「ヤマカン・ボケ化説」というのを考えたんだ。
ヤマカンさん本人はツッコミのつもりなんだよ。
でも、あの人の話を聞くと分かるけど、あの人は“ボケ”なんだよ。
ボケて、周りからツッコまれると、すごく光るんだよね。
周りからツッコまれる時に、嬉しそうに「あ、そうですか?」とか「いやいや、こんな事を言っては・・・」とか言う。
確かにボケとしての技は、まだまだ下手なんだ。
だけどボケとしての資質は、なかなか良い物を持ってるんだ。
おそらく“小林よしのり”型だと思うんだよ。
小林よしのりも、漫画家としては本当にダメだったでしょ?
ところが自分の事がボケだと分かって、周りからツッコまれて、さらにそれに反論する。
その時の反論に、マンガを使って相手への人格攻撃する。
そんな極めて性質の悪い方法を使いながら、自分の手法を掴んでいったんだよね。
そうしたら小林よしのりさんは、評論家として面白くなっていったんだ。
おそらく本人の本質は変わってない。
ただ見せ方のエッジが効いてきただけだと思う。
ヤマカンさんも同じだと思うんだよね。
ネット上やツイッターでヤマカンさんを叩く人がいるけども、みんなツッコミが下手すぎる。
ヤマカンさんも、そんなにボケは上手くない。
でも切れ味としては、すでに充分よい物を持ってるんだよ。
なので、あとはみんなのツッコミが上手ければいいんだ。
みんなのツッコミは単調すぎる。
まず、対象をちゃんと面白がる事が大事。
「面白がる」というのは、過剰に下に見ることじゃないんです。
あらゆる漫才師のボケとツッコミを見てください。
ツッコミの人は、「オレのツッコミでコイツを面白くする!」という意思を持ってツッコミをしています。
君らがヤマカンさんを使ってそういうのツッコミをすると、アニメの評論が面白くなる可能性がある。
なのに、単に粗暴な、あまり知性の無いツッコミで潰したら、もったいないよ。
ヤマカンさんが反論をすることで、さらに面白いボケを言い出すようなツッコミをするのがポイントなんだ。
なので、みんなはヤマカンさんを理解してツッコむようにしてください(笑)。
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