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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「岡田さんは『HUNTER×HUNTER』の何編が好きですか?」
ついに『HUNTER×HUNTER』が再開されましたね。
ハンターは、試験編やヨークシン、グリードアイランドやキメラアント編などがあります。
ハンター信者の岡田さんは、何編が一番お好きですか?
そのなかでも試験編とヨークシン編はすごく好きだね。
幻影旅団とのやりとりは、かなり面白いと思う。
いろんな事で、みんなをだますキャラ。
「多数決はやってはいけない」
「話し合いはやってはいけない」
そんな事を矢継ぎ早に言って、2ページ見開きで台詞がズラッと並んでいる絵がある。
それに作者が漫画を描きながらドンドン進化してるのが分かる。
もちろん最高傑作はキメラアント編だと思う。
でもキメラアント編の後のハンター協会編は、いまいちハッキリしない話になっちゃったよね。
ゴンの最初の目的だった「俺は親父に会いに行く!」が達成されたわけじゃん。
なので主人公の動機が完全になくなった。
成仏という言い方でいいのかな?
登場人物の内面的なモチベーションが消化されて、いい顔になって、「じゃあ、いつかまたな!」みたいな事を言うと、キャラクターが成仏した事にしてるんだけどさ(笑)
なので、ここから先は出番があるか分からない。
もし出番があるとしたら、すべてを失ったキルアが鬼のような形相になって帰ってくる事になるんだろう。
世界の、さらに外側にいっぱい大陸がある冒険談に戻るので、ちょっとイヤな予感がするね。
でも作者に対する信頼感はあるので、大丈夫なんじゃないでしょうか。
ここから先の展開が少し不安ですが、作者が信頼できるので大丈夫だと思います。
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