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Scala Days 2014 参加レポート (1)

2014/07/07 13:00 投稿

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ドワンゴのエンジニアの水島(@kmizu) です。今回は、ドワンゴ社社員として、Scala Days 2014に参加して来ました。旅の模様を含め、皆様にScala Daysの雰囲気をお伝えできればと思います。今回はScala Days初日までの様子をお伝えします。

Scala Daysとは?

Scala Daysとは、弊社でも活用しているプログラミング言語Scalaに関する世界最大級の技術イベントです。世界中から著名Scala技術者や、Scalaの開発元であるTypesafeの技術者が集まって来ます。今年のScala Daysはドイツ(ベルリン)で開催されました。

ちなみに、過去のScala Days(ちなみに、筆者は全てのScala Daysに参加しています)は
  • 2010: スイス(ローザンヌ)
  • 2011: アメリカ(スタンフォード)
  • 2012: イギリス(ロンドン)
  • 2013: アメリカ(ニューヨーク)
という風に、欧州と米国で交互に開催されています。去年はアメリカだったため、今年は欧州であるドイツで開催となったわけです。会場は、Kosmos in Berlinという円形のホールで、会場自体はさほど大きくないながら、多数の参加者を収容できるような構造になっていました。


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Kosmos in Berlinの前に佇むテレビちゃん

写真は、Scala Days前日に、会場前でテレビちゃんと一緒に撮影したものです。どこか物悲しさが漂っていますね。ベルリンの東側には、トラムと呼ばれる路面電車が至るところに走っており、Kosmos in Berlinの近くにもトラムが走っていました。

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トラムの線路


さて、前置きが長くなりましたが、Scala Daysの参加レポートをお届けしたいと思います。

Scala Days 1日目(6/16)

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スポンサーのJetBrains社のブースでもらったヨーヨー

Scala Days初日は、Martin OderkyのKeynote『Scala the Simple Parts』で始まりました。

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発表スライドの一部

発表の趣旨は、「キッチンシンク」言語だと誤解されがちなScalaの設計思想を、「Object-Oriented」と「Functional」の二つをキーワードに紐解いていくものでした。簡単に言うと、Scalaは、関数型言語に見られる良いパーツをオブジェクト指向言語の一部として実現したものだという事でした。Scalaの(本当の)設計思想については以前から論文などで再三言及されており、私自身にとってはそれほど新味はありませんでしたが、Simple ≠ Easy というキーワード等はとても印象に残りました。

発表後はすぐに夕食になりました(Oderky教授の発表は初日の夕方からでした)。サッカーのW杯中継を大スクリーンで見ながらのビュッフェ形式の立食パーティというなかなか粋なものでしたが、筆者はサッカーにあまり興味がないのが少し残念でした。ソーセージやソーセージやソーセージなど、肉料理がとても多かったのが印象に残っています。夕食を摂りながら、Scala Days参加技術者といくつかの議論をしましたが、TypesafeのEugene Yokota氏と行った、日本におけるScalaにおけるScala普及をめぐる議論が印象的でした。ちなみに、せっかくなので、このときに、テレビちゃんとOderky教授と私の3ショット(?)を撮っていただきました。

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Martin Oderky教授とテレビちゃんと私



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