Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは「ユニフォーム違反選手続出、遅れるカード発表」……UFC帝国に何が起きているのか?
ほころびが見え始めたリーボック・ユニフォーム制度
UFCは、ファイトウィークにリーボック・ユニフォームを着用しなかった3選手に対して罰金処分を、ユニフォームルール(Athlete Outfitting Policy)に抵触した12選手に対して警告処分を行ったと発表した。
UFCでは処分を受けた選手の名前は明かしていないが、ドナルド・セラーニ、ネイト・ディアス、ハファエル・ドス・アンジョスの3名が罰金を支払ったことを自ら明かしている。ドスアンジョスは、罰金額は1万ドルだったと語っている(おそらく3名とも1万ドルを徴収されたものとみられている)。これらの選手はいずれも、12月19日にはUFC on FOX・オーランド大会に出場した選手だ。
セラーニは、「病気のばあさんを元気づけたかった」という理由で、トランクスに”いつものように”小さなアメリカ国旗を縫い付けていたのだと明かしている。ディアスは計量に自分のジーンズをはいて登場した。ドスアンジョスも計量にリーボックのシャツではなく、所属先のEvolveのシャツを着ていた。
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