Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回はロンダ・ラウジーかく語りき!


ロンダ・ラウジーがオクタゴン場外でも大活躍中だ。最新号のスポーツイラストレイテッド誌の表紙を飾ったことは、米国で最も保守層のスポーツファンからもセレブリティアスリートと認められた証だとされる。同誌がボクシング以外の格闘技の選手を表紙にすることは珍しく、ロンダはMMAファイターとしては史上2人目、柔道家としては初のカバーアスリートとなった。プロレスラーでは1985年のハルク・ホーガンが唯一、アマレスでは1957年のダニー・ホッジが唯一、女性格闘家としては1996年に表紙を取った女性ボクサー、クリスティ・マーティン以来のことだという。

ロンダの自伝My Fight, Your Fightも発売になり、さっそくニューヨークタイムスのベストセラーリスト入り。出演映画「ワイルドスピード SKY MISSIONは世界的な大ヒット、この夏には次の出演作の「Entrouge」が米国で公開予定、そして現在はピーター・バーグ監督作品Mile 22の撮影中だというから、まさにやりたい放題だ。

プロモーションやら何やらでここ数週間、米メディアでのロンダの露出はすさまじく増えていたが、今回はそのなかから、女性アスリートのニュースに特化した「ESPN-W」サイトに掲載された、まるで女子会の会話のようなインタビュー記事を中心に、最近のロンダの発言を追いかけてみたい。