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東スポプロレス大賞への異論反論、思い入れとバランス感覚。そして“俺プロレス大賞”■橋本宗洋

2013/12/16 11:30 投稿

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 先日発表された東スポプロレス大賞の選考結果について、100%納得してるというファンはたぶん一人もいないんじゃないだろうか。誰もが、何かしらの不満があるはずだ。
 特に異論反論が多いのは最優秀タッグ部門だと思う。僕が本命視していたのは宮本裕向と木高イサミのヤンキー二丁拳銃。BJW(大日本プロレス)タッグ王座をハイペースで防衛しまくり、8月のDDT両国国技館大会ではKO-Dタッグのベルトも奪取している。そうした実績はもちろんのこと、とにかく試合が抜群におもしろい。試合に詰め込まれたアイディアの独創性、ハードな攻防の中のユーモア感覚、デスマッチで見せる覚悟。まさに2013年を代表するタッグチームだ。DDT、大日本を見てる人なら、みんなそう思ってるんじゃないか。が、選考の結果、実際に受賞したのはノアのTMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)。そ、そうなの……。
 しかしまあ、こういう賞は異論反論があって当たり前でもある。だいたい、いまのプロレス界全体に目が行き届いてる人なんているのかという話で。
 

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