ゲスト のコメント

ジャン斉藤さんの過去記事を、たくさん個別購入いたしました。

そのうえで、今回新たに、お試しで、月額会員に加入しました。
そして、シュウヒラタさんの記事を読みました。
この2021年3月号の記事です。
その記事について、思うところがあります。


以前から、Twitterやyoutubeの動画でも思っていましたが、シュウヒラタさんは、立場上、平気で、ポジショントークをして自身の契約外の選手に対して好き勝手言って事実に反することも言って貶めて、
自身の契約している選手の肩を持ちすぎる、時には事実に反することも言って持ち上げる人だと感じました。



今回の記事の内容でいえば、朝倉海選手と堀口選手のことを落として井上直樹選手を持ち上げ、佐々木うるか選手も持ち上げています。

その点に関して、論理的な反論があります。

堀口選手のことを、「一つの打撃でのみ勝っているというのも厳しいポイントですよ・・・中略・・・トータルバランスで勝ってるんだったら話は別ですけど・・・中略・・・」
と仰っていますが、


堀口選手は、マネル・ケイプに肩固めで勝利し、ダリオン・コールドウェルにはフロントチョークで勝っています。
そして、RIZINのライコンで度々言及があるように、セコンドからは寝技に行くよう指示があっても、盛り上げるために、出来る限りKOを狙っていると言っています。

この二点から言えることは、打撃で簡単に倒せる相手には、打撃で行き、そうでない相手には、寝技も使うし、判定で勝ちも狙えるという意味で、
トータルファイターとしてのレベルは渡米後、日々高くなっていると思います。



また、柔術世界2位の岩崎正寛さんのyoutubeで、堀口選手の組みの強さ、組の技術の高さを解説し、評価をしていました。
世界2位の方が、ですよ。
そして、岩崎正寛さんは、打・投・極のすべてを使うのが現代MMAであり、
「決め」で使っているのか「経緯」で使っているのかで意味合いは異なるが、どちらも必要な能力と仰っています。


この方は、大晦日での倉本選手の寝技・グラウンド能力も評価しており、世界2位の実績もさることながら、公平性があると考えます。
佐々木うるか選手のグランドコントロールも素晴らしかったと評価されています。
井上直樹選手も素晴らしかったと評価しています。

また、ブラジリアン柔術黒帯の大沢ケンジさんも、youtubeチャンネルにて堀口選手の組みの実力を評価しています。

そして、堀口選手は、UFCでは、チャンピオンDJ以外に負けていません。7勝1敗です。

上記にも関わらず、「一つの打撃でのみ勝っている・・・」というのは、偏向記事であり、トータルファイターではないと貶める印象操作であり、デマに近いものと言えると思います。



そのシュウヒラタさんの言い方を逆にしたら、”井上直樹選手は、腕ひしぎ十字固め5回、リアネイキッドチョーク3回、チョークスリーパー2回”と、
寝技でしか勝っていませんよね。
それこそ、
”寝技のみで勝っているのも厳しいポイントですよ・・・トータルバランスで勝ってるんだったら話は別ですけど・・・”と言い換えることはできませんか?

そして、井上直樹選手は、UFCでは1勝1敗でリリース、CCFCの戦績も合わせると、アメリカのケージでの戦績は1勝2敗です。



上記のような事実関係があるにも関わらず、

自分の契約選手のことを棚に上げて、他の選手のことを歪曲して貶める発言をするのは、ミスリードを生む世論操作であり、フェアじゃないと思います。
はっきり言って、視聴者にとって有害だと思います。

ただし、私自身は、井上直樹選手VS元谷選手に関しては、打撃で井上直樹選手が上回っていたからこその、リアネイキッドチョークだった訳であり、
寝技だけとは全く思っていません。
井上直樹選手は、トータルファイターだと思っています。




逆に堀口選手も、扇久保選手や元谷選手の寝技・組技を全部対処しきって、コールドウェル選手レベルの世界最高峰のレスリングエリートの攻撃もしのぎ切って、
コールドウェルのフェザー級並みの体格・リーチ・爆発力という長所を封じ、その分の諸刃の剣である減量苦によるスタミナ切れという短所を突いたゲームメイクにより、
フロントチョークで勝利しているわけであって、

打撃のみで勝っているわけでは全くありません。ATTに移籍して積み上げた組技・寝技の実力があってこその、打撃でKOです。


以上から、両選手を客観的に評価すれば、堀口選手もトータルファイターであり、井上選手もトータルファイターであると、思いますよ。

それなのに、わざわざ、自身の契約選手のみ評価し、契約外の選手を、〇〇のみの選手、〇〇だけの選手、だから(UFCバンタムは)厳しいというのは、

はっきり言って、”どうかしてるぜ”と思います。



あと、これは大事なことになりますが、榊原CEOは、トーナメントの優勝者が確実に堀口選手と試合ができるとは、一言も仰っていません。
「4月、5月で勝ち上がった8人が日本のグランプリの準々決勝に進み、それで大晦日に堀口を除いた日本人最強の王者が決まります。堀口はベラトールのベルトに挑むというチャレンジがあるので、
2022年に堀口と戦う最右翼の日本人としての称号が手に入ります。」
https://efight.jp/news-20210212_511456



この言い方だと、最左翼のファイターもいるということですよね。
例えば、ベラトールの上位の人とか、それ以外の海外の人とか・・・。


そのことから言えるのは、トーナメントに出る場合、万が一優勝した場合、
1.トーナメント(4回)→最右翼の日本人という称号獲得
2.最左翼の選手と一騎打ち?海外の競合と複数勝負?→仮に一騎打ちと仮定して(1回)
3.堀口恭司選手との決戦(1回)
4.万が一、堀口選手に勝つようなことが起こったりすれば、今度は、2019年8月以降の朝倉海選手のように、
しばらくはRIZINのスターとして戦うことを義務づけられる・宿命づけられると思うんですよね。
仮に、少なめに見積もって防衛戦(2回)とします。


すると、最短でもトーナメント4回+最右翼VS最左翼1回+堀口戦1回+防衛戦2回=8回となります。


でも、万が一堀口選手に勝ったならば、その選手をたった2回で手放すのは、興行的にプラスでしょうか、マイナスでしょうか。
私は、マイナスだと思います。それは、興行主側からしたら、せっかく時間とお金と手間をかけて育てたのに、
美味しいところだけ取られて、逃げられた、つまり、”食い逃げ””やり逃げ”に近い態度だと感じるのではないでしょうか。


今までのRIZINの立役者、国内王者を一掃し、天心選手とのキックルールも引き受け、
RIZINを大きく盛り上げて、ベラトールとの2冠王も実現して、大きくRIZINを盛り上げた、日本の格闘技を盛り上げた堀口選手とは、大きく立場が違います。

チケットの売り上げ、グッズの売り上げ、視聴率、再生回数、日本の格闘技界、MMA界を2017年から4年間盛り上げて大きく貢献している堀口選手に対し、
賭けるものを持っていません。釣り合っていません。メリットが全くありません。
それは、堀口選手にとっても、RIZINにとっても、日本のMMA、格闘技界にとっても、です。

少なくとも数年かけて賭けられるものを作り上げる必要があります。



そうして数年かけて賭けられるものを作ったのちに、その堀口選手を万が一食ったならば、朝倉海さんのように、その後、興行主側からしたら更に5回は戦うことを求められても利益を上げるのが株式会社の目的なのですから、自然だと思いませんか。
そうすると、8回+追加で3回で、11回になりますよね。

井上選手の目標がすぐにでも再びUFCで、UFCが仮にすぐにでも井上選手を再び獲得したいのなら、
8回~11回、2年~3年もしくは、4年間も、RIZINに骨をうずめてから、UFCに行くんでしょうか?



そもそも、井上直樹選手は、練習中の怪我で右肩を脱臼、足、指と、今まで結構怪我をされてきました。。
その場合、RIZINでの想定拘束期間2~3年ではなく、3年~4年、場合によっては、5年になるような、グッドな状況だけでなくバッドな状況も想定して、
井上直樹選手がUFCフライ級で活躍するための最善・最短の手を考えないといけないのではないでしょうか。



井上直樹選手は、UFCフライ級のごたごたの件で、1勝1敗でリリースされ、その後のCCFCでも1敗し、二連敗していました。
そこからRIZINで連勝して、今は指の怪我でお休みの状態です。


トーナメントで4回、一年の中で連続して短期間に戦ったら、どこかに怪我する可能性・リスクをどれくらい見積もっていらっしゃるでしょうか。
しかも、2017年のトーナメントのように、数日で連戦、一日にで2戦連続、となった場合、怪我を頻発している井上直樹選手の体がどれくらい耐えられるでしょうか。
それは、井上直樹選手にとって望むキャリアでしょうか。



今回のマネル・ケイプ選手の二連敗から見ても、RIZINで実績を上げたからUFCで通用するかは未知数です。
もちろん、マネル・ケイプ選手とよりは、井上直樹選手の方が、よりバランスの取れた現代MMAに適した選手だとは思います。
ただ、大沢ケンジさんは、youtubeチャンネルにて、井上選手はレスリング力が、もっと必要とご指摘されていらっしゃいます。


しかし、UFCのケージで1勝、UFCで1敗、CCFのケージでも1敗の井上直樹選手は、
UFCのフライ級が、一度解体されそうになった後、いま、少しずつ集めなおしている状況を考えると、
早いうちに、出来る限り若くして、UFCに行って、UFCのケージに慣れて、勝てる戦い方を身に着けた方が、
UFCの中で上がっていくためには早道ではないでしょうか。



マネル・ケイプ選手は、RIZINチャンピオン枠として、UFCフライ級5位の選手と戦わせられましたが、
チャンピオンになってから行くと、対戦相手も、最初からある程度のランカーを用意させられて様子見をされ、
それで負けたら評価が落ちる、というパターンが考えられます。
ケイプ選手はUFCで2戦目も塩試合で負けてしまい、UFCにおける評価が下がり続けているのではないかと思います。


それならば、ケイプ選手を反面教師にして、出来る限り、早いうちにUFCに行き、ランキング外の選手と戦い、少しずつUFCに慣れて価値を積み上げた方が、
井上直樹選手にとって、意義があるのではないでしょうか。



もちろん、UFCなど先方からオファーがあったなら、もしくは、申し込んで受諾して、UFCの場合はリリース後の再契約をしてくれるのなら、の話ですが。

そうでないならば、条件面は我慢して、RIZINで覚悟を決めて、怒涛の連戦、3年プラスアルファは骨をうずめる覚悟が必要かもしれませんね。


残留するかはファイトマネー次第だ、とされていますが、井上直樹選手は、確かに、大晦日は華麗な勝ち方をしました。
しかし、RIZINでの井上直樹選手の大晦日の試合回数は、17万再生であり、その前の試合は、一桁の万再生ですよね。
そのように、あくまで現時点では人気がない、金にならない選手に、興行の助けになってない選手に、ファイトマネーをたらふく確約してくれるのでしょうか。



RIZINで覚悟を決めるなら、希望ファイトマネーは持ちながらも、先方の言い値になってしまうのが、現状ではないでしょうか。
だったら、ファイトマネーがオープンになっていて、どのように上がっていくかも分かりやすいUFCに、もし挑戦できるようなUFC側からの感触があるならば、
あるいはグイグイ売り込めば使ってくれるならば、UFCフライ級に行った方が良いのではないでしょうか。
そうでないならば、アメリカの別団体で勝利を積み重ねながら、UFCへアピールしていく方が良いのではないでしょうか。


さもなくば、RIZINに骨をうずめてからUFCに行くならば、
井上直樹選手は、現在23歳ですから、4年骨をうずめて27歳、あるいは怪我で伸びて28歳、
そうなったときに、怪我が多い井上直樹選手が、UFCに行って、どれだけの試合数を重ねられるでしょうか。


現実には、井上直樹選手は、UFCでは1勝1敗でリリース、CCFCでも1敗、
つまり、アメリカでは、1勝2敗なのが過去のデータです。


その選手が、日本で数年間骨をうずめてからUFCに行って、どれだけの価値を先方に感じてもらえるでしょうか。


井上直樹選手は、まだUFCでやり尽くしてはいないと思います。

不完全燃焼、まだまだこれからだ、というときに、不本意な形でリリースされたのだと思いますから、
その悔しさは、23歳と若いうちにUFCで再挑戦して取り返した方が、よいのではないでしょうか。

そうやって若いうちに行ってUFCで経験と勝ちを積み上げたら、もしかしたら、日本人初のUFCチャンピオンになれるかもしれませんよ。

堀口選手がダブルチャンプとして双方で防衛戦をやり、UFCに行くのか、
あるいは、ベラトールでは防衛戦だけでなく、
もしかたしたら、スコット・コーカーさんの希望通り、ベラトールを主戦場となった場合、
もしUFCに行けるとしても時期は遅れることは確かですよね。
早くても、双方で防衛戦をしてからで2022年末、遅ければ、2023年以降かもしれません。


その間に、身軽さ、契約の自由さ、若さを生かしてUFCで経験を重ねてポジションを獲得した方が、
アドバンテージになるのではないでしょうか。「日本人初」というのは、歴史に名を遺す、とても大きな価値、挑戦する価値があるのではないでしょうか。




シュウヒラタさんは、自身の契約選手のためを思って、持ち上げようとやってらっしゃるのは分かりますが、
それで他の選手の一部分を歪曲して抜き取り、印象操作で貶める必要はないんじゃないでしょうか。


また、佐々木うるか選手に関しても、

彼自身にとってのみ美味しい展開になるように斎藤裕選手だ、朝倉未来選手だ、と言っていますが、

佐々木うるか選手は、「フェザー級」での実績は、ひとつもありませんよね。

上の段落では、堀口選手のことを、「・・・中略・・・UFCで実績を残してきたのはフライ級ですから」と否定的な言い方をしていますよね。
その論理を使うならば、佐々木うるか選手も、経験をしてきたのは、UFCではフライ級、RIZINではバンタム級ですよね。

フェザー級となると話が変わるというのが、シュウさんの論理です。そうすると、
いきなり斎藤チャンピオンや、強い朝倉未来選手にいきなり当ててもらえるという考えが、傲慢であり、

シュウヒラタさんが、自身がマネジメントされていない選手に対して使用した上記の論理を使うならば、
佐々木うるか選手は、フェザー級での実績はないのなだから、一兵卒扱いにするべきなんじゃないですか?

堀口選手のことを貶めながら、佐々木うるか選手にはそのロジックを適用させずに、斉藤チャンピオンや朝倉未来選手と闘わせてほしいなどと、
よくそんな傲慢なこと、一貫性のないことが言えますね。二枚舌ですよ。

シュウヒラタさんの記事は、確かに、シュウヒラタさんのマネジメントされている選手をプッシュなさるのは立場上、当然かと思いますが、
ちゃんと物差し・意見に対して、一貫性、整合性を持ってほしいです。

そのように、他の選手を貶めたロジックを、自分の選手には使わないという二枚舌、ダブルスタンダード、論理矛盾な点を見ると、

シュウヒラタさんの言説・発言・意見への信頼が、視聴者からは損なわれてしまい、結局、自身のマネジメント選手のPR・プッシュになっているのか、なっていないのか分からない状態になるのではないでしょうか。
それは、書き手、読み手、双方にとって、勿体ないことではありませんか。



ただ、私は、以前、シュウヒラタさんが堀口選手の連戦に関しておっしゃっていた「堀口選手は試合を頻繁にやってるなあとは思ってました。試合をすることで試合勘が持続することはありますから、結果や内容によりけりですよね。簡単に勝っていたらそんなにダメージはないですし、3ラウンド判定になるようなせめぎ合いの試合が続くようであれば、年間3試合ぐらいが限度かなとは思いますし。やっぱりMMAファイターは試合が終わったら、次の試合に向けて新しい技術を身につけたり、反省点を探し出すという検証期間は必要だと思うんですよ。そのあとに6~8週間のファイトキャンプに入る。そうなると年間で3~4試合ぐらいがいいペースなんじゃないかとは思いますよね。」
というのは、SNSを見ていても、評判が高いコメントだと思いました。



シュウヒラタさんは、様々な方がSNSなどでコメントされていますが、契約外の選手を貶めて契約選手を持ち上げる依怙贔屓のやり方の度が過ぎています。

例えば、
シュウヒラタさんは、youtubeで、自身がマネジメントしている平本蓮選手が、RIZIN26にて、PPVの売り上げが、
選手の中で2位だったと言って平本選手を持ち上げていますが、
それをRIZINの煽りVを作っていらっしゃる方が否定されたそうですよ。

煽りVを作っている佐藤映像の佐藤大輔さんが、インスタライブでそれを否定されたようです。
それを聴いていたTwitterユーザーがコメントしています。

シュウヒラタさんと、佐藤映像の佐藤大輔さん、どっちが本当かは分かりませんが、
普通に考えて、RIZIN内部の重鎮であり、内部の生データも見ることが出来るであろう佐藤大輔さんの方が、信頼性が高いのは自然だと思います。

このことから、シュウヒラタさんは、勘違い?思い込み?でっち上げ?、定かではありませんが、
確かな裏付けをとらずに、発言し、ポジショントークすることがあるという事実が分かります。


ただ、私はこのDropkickチャンネルのおおよその記事は好きですし、水垣さんの記事も好きです。

今後のDropkickチャンネルの更なる繁盛を願っています。

No.1 45ヶ月前

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