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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは天国へ旅立ったダニー・ハボック……最後の試合は日本のためにです!


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ダニーさんが亡くなった。その知らせを受けたのは、6月1日、月曜日の朝のことだった。

「とても悲しい知らせがある。ダニー・ハボックが昨晩、亡くなった」

アメリカのインディ団体GCW関係者からのメールに、ただただ茫然とするしかなかった。

ダニーさんは引退してリングから遠ざかっていたものの「日本でもう一度試合をしたい」と、今年の2月に5年半ぶりに来日し、元気な姿を見せてくれたばかりだったのに。

その知らせから1時間後、GCWがツイッターでダニーさんの訃報を発表するも、それでもまだ信じることができない、いや、信じたくない自分がいた。

ダニーさんは、34歳になったばかり。そして、4月4日には最愛の奥さん、ブリアーンさん(27歳)を亡くしたばかりだった。

SNSでも、ダニーさんの急逝を悲しむ声が、レスラー、関係者、そして、ファンから多く挙がっていたが、それを目にするのはとてもつらかった。

WWEとテレビ戦争真っ最中の新興団体AEWもオフィシャルアカウントで追悼のメッセージを投稿。また、現AEW世界王者のジョン・モクスリーもWWE入りする前、CZWで時代を共にしていたこともあり、その早すぎる死を悼むメッセージを述べた。

「ダニー・ハボックは、プロレスラーとしてだけではなく、グラフィック・デザイナー、アーティストとしての才能も持ち合わせていたよ。じつをいうと、AEWでの一番最初のTシャツデザインは、ダニーに依頼して作ってもらったんだ……。もうおまえがいないなんて、寂しくなるよ」
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https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1917730

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