この記事は「ヒョードルvsランペイジ」を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


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RIZINがバックアップする12月29日ベラトール日本大会のメインイベントとしてヒョードルvsランペイジが発表されました。

ベラトールのことを詳しくない方に説明すると、こういったレジェンド対決をメインに据えるのはベラトールの通常運転ではあるんですけど、ベラトールCEOのスコット・コーカーが素晴らしいのは「このカードは日本でやるから意味があるんだ」と。本当は1月のロサンゼルス大会でやるはずだったのをスタッフの反対を押し切って日本大会に持ってきたそうです。しかもベラトールはケージなのにリングでやるべきだと言っちゃうセンス。この2人は日本で育った、リングで生まれたレジェンドであるということがわかってるわけですね。実際にリングでやるかどうかは知らないですけど、その気持ちだけでなんだか嬉しくなるじゃないですか。

ただ、ヒョードルはともかくランペイジに深い思い入れを持っていない人はけっこう多いと思うんですよ。ヒョードルの相手ならジョシュ・バーネットのほうがいいんじゃないかとか。ボクはランペイジのPRIDE初参戦の頃から彼の試合を見ているし、何度かインタビューもしてるんですけど、ランペイジだからこそようやく「SARABAの宴」ができる……PRIDEとSARABAができると思ってるんですね。


どういうことか説明すると、そもそもランペイジは、ヴァンダレイ・シウバに敗れたばかりの桜庭和志の復帰戦の相手、つまり「倒されるべき相手」としてPRIDEに呼ばれたんです。
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