アメリカのチーム・オーヤマでトレーニングで励んでいた堀江圭功。左はコリン・オオヤマ氏。
緊急ニュースが飛び込んできた。現在パンクラスのフェザー級で活躍する堀江圭功選手が世界最高峰のMMA団体UFCと契約をかわした。デビュー戦は7月28日カナダ・エドモントン『UFC240』。対戦相手は9勝1敗(UFC2勝1敗)のハキーム・ダオドゥだ。大半の日本人格闘家がRIZINやONEに流れる昨今、以前からUFCを目標に掲げていた堀江圭功は現在8勝1敗。現時点でUFC日本人ファイターは事実上、佐藤天たったひとりという絶滅危惧種状態だったが、堀江の契約で2人目となった。
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――石井さん!パンクラスで活躍中の堀江圭功選手がUFCと契約しましたが、デビュー戦は7月28日カナダ・エドモントンの『UFC240』。ずいぶん急な話ですね。
――いまのUFCだとオファーを待ってるだけではなかなか難しいですね。
石井 そうなんですよね。堀江選手はUFCを狙える逸材なので、UFCに一本に絞って交渉しましたし。とりあえずU堀江選手はもっとレベルアップを図るためにアメリカのチーム・オーヤマに5月下旬から行ってもらってたんです。
――UFCとの交渉はどのように進んでいたんですか?
石井 マネジメントすることになってすぐに連絡したらUFCは乗り気でした。堀江選手は8勝1敗のうち5KO。1Rか2Rでフィニッシュしてますからね。マッチメイカーのショーン・シェルビーは「好きなファイターだよ」と言ってくれて。ただ、フェザー級の枠がないという話なんですよ。
――フェザー級はギッチギチなんですねぇ。
石井 「空きが出たら連絡するから数週間待っててくれ」という話だったんですが、これがなかなか連絡がなくて。こっちがプッシュしてもどうなる問題でもないですし。こないだ朱里選手が出たUFCのときにショーンと話をしたら「全然空きがない。コンテンターズシリーズのほうが優先されるからますます空きがなくなるんだよ」と。
――UFCファイトパスでやってる「ダナ・ホワイト チューズデーナイト コンテンダーズ・シリーズ」ですね。
石井 あの企画の出身選手のほうがUFCとしては売りやすいんでしょうね。TUFはスパイクTVでやってましたけど、リアリティショーということでメディア受けする狙いがありましたけど、コンテンターズシリーズはUFCの登竜門的な企画で。この試合で勝ったり、活躍できたら契約ができるというものですからね。
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