Dropkick

安納サオリ「プロレスで360度から見られることで人生が変わりました」

2019/07/04 19:19 投稿

コメント:1

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
b98d0ea582df009071b3b4f71c9b00b18a651bca
舞台女優出身で現在はアクトレスガールズ所属のプロレスラーとして活躍する安納サオリインタビューです!

 

【1記事から購入できるバックナンバー】

アジャコングインタビューシリーズ

①「あの頃の全女はAKB48やジャニーズだった」

②恐るべし全女の異種格闘技戦/ダンプ松本、究極の親分肌

③偶然と必然が折り重なった「アジャ様」覚醒の瞬間

④ブル中野・2年間戦争/バイソン木村との哀しき別れ

⑤対抗戦ブームの終焉と全女退団……

⑥さらば! 私が愛した全日本女子プロレス



――
「木原のオヤジ」こと木原文人リングアナが安納さんとの出会いを「薬師丸ひろ子を初めて見たときと同じ衝撃だった!」と紹介いただいたんですが、薬師丸ひろ子さんはご存知ですか?

安納
 フフフフフフ。はい、知っています。木原さんがツイッターでそうやって私のことを書いてくださったことで、いろんな選手に知ってもらえたんです。初めてお会いするのに「木原さんのツイッターで知ってるよ」とか声をかけられたとか。

――
では、「プロレス界の薬師丸ひろ子」として認知されてるわけですね(笑)。

安納
 恐れ多いです!(笑)。 

――
安納さんはもともとは舞台を中心に活動されていたんですよね。

安納
 はい。でも、プロレスをやると決めたときに舞台の仕事はやめたんです。切りました、全部。とりあえず3年間はプロレスに集中しようと思って。

――
退路を断ったというか。

安納
 そんな感じです。 最初は批判がけっこうあったんですよ。プロレスと芸能の「二足のわらじ」じゃないですけど、「プロレスをナメるなよ!」みたいな。

――
安納さんは2015年のプロレスデビューですよね。その時代にもそんんな批判があったんですね。

安納
 そうですね。「オマエのことをプロレスラーとしては認めない」と言われたこともありましたけど、その言葉があったから逆に認めてもらうために頑張れたのかなと。プロレスの楽しさや厳しさを先輩たちから教わって、どんどんとプロレスにハマっていきましたよね。

――プロレスをやろうと思ったきっかけはなんだったんですか?

安納
 もともとプロレスを見たことはなかったんですよ。存在自体は知っていたんですが「怖い」というイメージが強くて。いまのアクトレス・ガールズ代表に「プロレスをやらないか」と声をかけていただいたときも「運動神経が悪いですし、絶対に無理です!」と。スポーツとか何もやったことなかったですからね。 練習に通うことになったんですけど、どれだけやめようと思ったか。

――
そんなにイヤなのにどうして(笑)。

安納
 そこはまず女優として活動していても、いつになったら自分の目標にたどり着けるんだろ?という疑問というか不安が強くなってたんですよね。

――
安納さんはいつから芸能活動を始めたんですか?

安納
 18歳の頃ですね。 滋賀から出てきて、東京も10年目になるんですけど。何も知らない状態で「東京に出たら売れるだろう」ぐらいの軽い感覚だったんですよね(笑)。親の反対も押し切って。

――
というと、プロレスを始めたのは24歳ですね。それまでに田舎に帰ろうとは思わなかったんですか。

安納
 それが思わなかったんですよ。理想どおりの仕事ができていたかといえば、全然そんなことはなかったんですけど。諦めようと思ったこともなかったです。不安はあったんですが、諦めなければなんとかなるかなって。やめることが怖かったし、両親の顔や応援してくれてる方々の顔が浮かんで「ここで帰ったら情けないなぁ」と思って。そんなときにプロレスをやってみないかという話をいただいて。でも、やりたくなかったんですよねぇ(苦笑)。

――
本当にイヤでイヤで仕方なかった。

安納
 最初はイヤでしたよ。すぐやめたかったです。「病気になったから滋賀に帰ります!」ってウソをつこうかなって考えましたから(笑)。やっぱりプロレスは怖いですよね。やっぱり女の子ですし、「かわいい」と思われたいじゃないですか。ちょっと誤解される言い方かもしれないですけど、プロレスラーには厳つい、ゴツいイメージもあったんですよね。

――
プロレスラーは強さを見せないといけないわけですもんね。 

安納
 それにその頃の私はけっこう太ってたんですよ。プニュプニュだったんです。そんなコンプレックスがある中で、さらにゴツいイメージになることにも抵抗があって……。

――
やっぱり「かわいい」って思われたいですもんねぇ。

安納
 それに戦うっていうことは叫んだりして、乱れたりするじゃないですか。自分の人生でそういう経験はなかったこともあって。あの当時はメチャクチャ太ってて、いま振り返るとあんなに太ってる身体をよく晒していたなって(苦笑)。

――
どれくらい太ってたんですか?

安納
 写真、見ます?(笑)。

b503f0d397c67b2082c8b0102cb4f1730f11e9f5

――
うわっ、これはたしかに太ってますね! 失礼ですけど(笑)。

安納
 太ってますよね(笑)。

――
別人に見えます。たびたび失礼ですけど(笑)。

cd3e27832c91eeb767a400c1a2fef260d427b1d9

安納
 当時はコンプレックスだったんですけど、いまではネタにしてるんですよ。「プロレスをやることで変われた!」ってことで。 昔はもうちょっと髪型は派手だったんですけど、デビュー戦のときは黒髪に戻して。自分のことがよくわかってなかったので変に清楚ぶってましたね(笑)。<続きは会員ページへ>
この続きと、ミルコの軌跡、中井りん、和術慧舟會、ウルティモ、スミス新日離脱などの記事がまとめて読める「13万字・記事23本の詰め合わせセット」はコチラ 


この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 
1記事80円から購入できます!
 

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

ファッション感覚でプロレスってできるんだなって思った。もちろん人一倍の努力もしてるんだろうけど。元々のアスリート感が微塵もない人がするプロレスは、あまり自分の好みではない。と再確認できた記事でした。

No.2 64ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

『Dropkick』チャンネル

『Dropkick』チャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細