この記事は「ボクシング団体共同声明はなぜ反感を買ってしまったのか?」を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


【1記事¥70〜から購入できるバックナンバー】

・【堀口vsDC徹底解説】コールドウェルはなぜパウンドを打てなかったのか?■水垣偉弥

・堀口恭司2団体制覇を米MMAメディアはどう伝えたのか■MMA Unleashed

・【フジメグはRIZINをこう見た】藤井惠「浜崎朱加が冷静に打撃勝負したことが勝利に繋がった」

・【vs那須川天心】「負け様」に気づいた、きれいな亀田興毅を見た

・あえて言おう! 非難轟々のRIZIN神戸地上波は「王道スポーツ中継」だったと!



JBC(日本ボクシングコミッション)と日本プロボクシング協会の共同声明が話題を呼んでいますね。

ボクシング団体共同声明「努力を踏みにじるもの」
https://www.nikkansports.com/battle/news/201906210000907.html

そこまでおかしな声明ではなく、正しいことを主張していますが、賛否を呼んでる……いや、ボクシング界は相当な反感を買ってますよね。その声の中には「ボクシング界は自分たちの利権を守ろうとしている」という意見もありますけど、こういった組織が管理しないとその競技は無法地帯になっちゃいますから。実際にキックボクシング界隈はいろいろと大変ですし、 MMAは良くも悪くも自由すぎる。団体やジム側が選手に不当な契約を結ばせて拘束したり、昨日まで主催者の義理・人情に助けられていた選手が急に「プロはお金だから」みたいなことを言い出して騒動を起こしちゃうケースも見受けられます。でも、統括組織が存在するボクシング界に何か問題がないかといえばそんなことはなくて。反感を買っているのはそこだと思うんですね。

正直、競技性を重んじているわりにはボクシングってズンドコが多いですよね。ボクシングはキング・オブ・スポーツでもありズンドコの王様でもある。 それなのに「おまえらとは違うから(キリッ)」って何十年にも渡ってこっちに吠えている。ボクシング界から勉強させていただくことは多いんですが、高飛車な姿勢にイライラしてる人もいると思うんです。

この共同声明も20年前、30年前だったら「ボクシング界の言うとおり!」「他の競技はボクシングを見習え!」と拍手喝采だったはずなんですよ。でも、いまは情報化社会で以前は知らなかったニュースも容易に触れられますから「ボクシングもおかしいのに何を言ってるの?」って話になっちゃてるんです。 だいたいホームタウンデシジョンって何?って話だし、ミッキー・ロークがネコ撫でパンチで勝っちゃうような競技にアーダコーダ言われたくないんですよね(笑)。

それに非ボクシングイベントがボクシングを食い物にしているって言いますけど、そこはお互い様なんですよね。

この続きと、ミルコの軌跡、中井りん、和術慧舟會、ウルティモ、スミス新日離脱などの記事がまとめて読める「13万字・記事23本の詰め合わせセット」はコチラ 


この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 
1記事80円から購入できます!