多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回のテーマは大量リリースへ!  UFCフライ級廃止の舞台裏!!です!



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今日は、世界中に大激震が走った「UFCフライ級廃止」についておうかがいしたいと思います! というか、こんなことが起きちゃっていいんですかね!?(笑)。

シュウ 日本でも試合したことあるジャレッド・ブルックスとか、あのあたりの選手たちはツイッターやインスタでブーブー文句を言ってますねえ。UFCもフライ級全40人ぐらいをいきなりバンと切るなんて「そんな酷いことはしないだろう」という予想だったんですけど……やっちゃいました(苦笑)。

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変な話、40選手を一気にリリースするなんて、一つの団体がなくなるぐらいですよね。

シュウ
 独占契約というかたちでそこまで選手を抱えている団体はベラトールMMA、ONEとACB以外はないですからね。

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UFCは他の階級にも選手を抱えてますし、他団体でいえば10団体以上の規模を誇ると言えるんですね……。それにしてもバッサリ切りすぎというか。

シュウ
 ボクに連絡が来たのは現地時間11月7日の朝ですよ。フライ級担当マッチメーカーのミック・メイナードから各マネジメントにバンバン電話やメールが入りまして。ボクの場合は、いつもケータイのSメールにテキストが来るんですけど。

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どういう連絡が入ったんですか?

シュウ
 まず「話がある」という感じメッセージが来ました。だいたいそういうふうに言ってきたときはバッドニュースなんですよね(苦笑)。

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イヤな予感しかないわけですねぇ。

シュウ
 電話して開口一番「グッドニュース? バッドニュース?」と聞いたら、案の定「バッドニュースに決まってるだろ」と言われまして。「現時点で試合が決まっていないフライ級の選手をほとんどを今日リリースして、基本的にはフライ級は廃止になるから」と。「いまボクは、いろんな人にバットニュースを伝えないといけなくて、もの凄くツライんだ」と言ってましたねえ。

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いやいや、ツライのはこっちだよ!!って(笑)。

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