アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは鈴木みのるの男気も炸裂!『裏レッスルマニア』で何が起こったか?です!




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4月5日から始まったレッスルマニアウィークが、8日の『レッスルマニア34』をピークに10日のSmack Down Liveで幕を閉じた。この期間中はプロレスファンにとって、まさに “夢の祭典”と言える数日間だったのではないだろうか。現地に行っている人も行っていない人も皆、ニューオリンズに想いを馳せていたし、今年は例年になく、『裏レッスルマニア』が注目されていた。

『レッスルマニア』の開催にあわせて、各インディー団体がその近隣で開催する『裏レッスルマニア』とは、日本だけで通じる名称で、2006年からそう呼ばれ始めた。日本以外では、WrestleMania Week(レッスルマニアウィーク)、または、WrestleMania Weekend(レッスルマニアウィークエンド)と呼んでいる。

今年の『裏レッスルマニア』開催1週間ほど前から、日本でもこんな噂が大きく流れ始めた。

ルイジアナ州では、パイルドライバーの使用や流血試合が禁じられているが、そのほかにパワーボム、ムーンサルトプレス、シューティーングスタープレス、また、頭部への攻撃、場外への投げ捨てなども禁止技にするというものだった。「もし使ったら、ルイジアナ出入禁止」などという噂まであった。しかも、その規制はWWEとROHは除外されるということから、まさにインディーを潰すためではないか? との憶測まで流れた。私は『裏レッスルマニア』のひとつレッスルコンの主催者に直接、その真偽を確かめてみた。返事は「That’s not true」だった。結局、噂でしかなかったのだ。

また、深夜0時過ぎから始まる大会などもあり、グレート・サスケがメインに登場した「Joey Janela's Spring Break 2」が終わったのは、深夜3時半を過ぎていた。試合後に、会場全体でボン・ジョヴィを熱唱する様は、まるで奇祭のようでもあり、画面を通して見ていたファンたちは、現地で一緒に体感したかったのではないだろうか。

ただ今回、『裏レッスルマニア』について各種メディアの扱いに残念と思う点が2つほどあったので、お話しさせていただきたい。


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