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【無料公開】ブシロードはキックをメジャーにするか? 『KNOCK OUT』の頭脳・花澤勇佑に聞く

2017/01/01 00:00 投稿

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ブシロードはキックボクシングをメジャーにするか? 12月5日に旗揚げしたキックボクシングイベント 『KNOCK OUT』! ただいま絶好調の新日本プロレスをV字回復させたブシロードがプロデュースするということで大注目されているが、なぜキックだったのか――? 『KNOCK OUT』を主催する株式会社キックスロードの花澤勇佑・代表取締役社長に話を聞いた。



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――花澤さん、今日はよろしくお願いします!

花澤 こちらこそよろしくお願いします。インタビューはあまり慣れてないんですけど……(笑)。

――あれ? KNOCK OUT旗揚げ前にいろいろと取材は受けてますよね?

花澤 でも、小野寺(力/KNOCK OUTプロデューサー)さんと2人で一緒に感じだったので……。じつはボクは格闘技業界のことが詳しくないので、こういった取材は小野寺さん経由で受けていたんです。

――シングルマッチのデビュー戦というわけですね(笑)。花澤さんはブシロードから新日本プロレスに出向されていて、そしてこのたびKNOCK OUTを立ち上げたわけですよね。

花澤 ここに至るまでのことは話せば長くなるんですけど……。

――ウェブインタビューなので文字数に制限はありませんので(笑)、ぜひうかがわせてください!
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以前はトレーディングカードゲーム『キング オブ プロレスリング』
担当だった花澤氏


花澤
 ボクはもともとは千葉でIT屋をやってたんです。ウェブ制作などを手がける町のホームページ屋さんですよね。3人くらいでやってたので会社と呼べるかどうかはわからないですけども、売り上げは上がっていたので充分仕事にはなっていたんです。でも、企業のホームページを日々作ってるだけですから、行き詰った感があって。

――広がりがないというか。

花澤 そうですね、限界があるなって感じで。やっぱりこの世界はソーシャルゲームを作るとかじゃないと大きな当たりはないんですけど、ボクはITサービスで世の中に何かを提供したいとか、大それたことは考えてなくて(笑)。「じゃあ、何が好きだったのか?」を考えたときに思い浮かべたのはプロレスだったんですね。

――
花澤さんはプロレスファンだったんですね。

花澤 nWoジャパンがTEAM2000に変わるときが一番見ていましたね。そのプロレスを仕事にしたいな、何か絡めないかなと思うようになって、ツイッターでKAIENTAI DOJOのTAKAみちのくさんにメッセージを送りまして。

――ずいぶんとアグレッシブですね(笑)。

花澤 このことはあんまり言ったことないんですけど(笑)。そのときTAKAさんがちょうど「千葉のいろんなところで興行をやりたい」という募集をしてたんですよ。その一発目の興行がボクの町だったんです。長柄町という小さい町なんですけど、ホールを借りて100人くらいの興行をやりました。

――興行を手掛けたんですね。

花澤 見よう見まねで楽しかったんですけど、ビジネスとしてはなかなか難しい世界だなと。やってみて現実を知ってたんですが、そこからプロレス関係の知り合いが増えていったある日、2013年1月3日のことですね。突然知り合いから「いまから東京に来れる?」と電話があって。新日本が秋葉原で開催した「大プロレス祭り」がその日あって、近くの居酒屋に行ったら、その友人といまの木谷(高明)会長がいまして。そんなことは聞いてなかったのでビックリしたんですよね(笑)。

――その出会いがブシロード入りに繋がるんですね。

花澤 はい。そこで木谷から「トレーディングカードゲームの『キング オブ プロレスリング』を立ち上げたんだけど、社内にプロレスに詳しい人間がいないからブシロードにおいでよ」といきなり誘われて。

――突然の出会い、突然の誘い。

花澤 「いつから来れる?」とか話が急すぎて(笑)。もうかなり迷いました。相当迷ったんですけど「こんな話はそうそうないからやってみよう!」と。それで2013年3月1日付でブシロードに入って、その1年後には新日本に出向するかたちで『キンプロ』担当になりました。

――『キンプロ』では具体的にどういう仕事をされてたんですか?

花澤 サービスはリリースされていたので、この次はどんな選手を出すか、この選手の能力はどうするか……などを考えたり、新日本以外のレスラーを出すための交渉もします。たとえばライガー選手は新日本所属なんですけど、権利はダイナミックプロさんが持ってるので交渉が必要でした。

――『キンプロ』は他団体や過去の有名レスラーがたくさん出てましたね。

花澤 ブルーザー・ブロディを出すためにアメリカの奥さんと連絡を取ったりもしましたね。

――そこからキックボクシングのイベントを立ち上げることになるんですよね。キックは好きだったんですか?

花澤 いや、そういうわけじゃなくて……という言い方には語弊があるんですけども(笑)。2015年の8月頃ですね、木谷と雑談してるときに「キックボクシングには可能性があるんじゃないか」という話になったんです。そもそもスポーツビジネスで何かやりたという考えが、木谷やボクの中にあったんですけど。総合格闘技はもう難しいだろうと。そのあとRIZINさんができましたけど、UFCがある以上はなかなか……。

――トップファイターを抑えられていますし、ビジネス面でまともに太刀打ちできないですね。

花澤 そこで「キックボクシングはどうなんだろう。調査してくみよう」というところから始まったんです。それから数日したら木谷から「知り合いを紹介するから」と呼ばれて行ってみたら小野寺さんがいたんです。小野寺さんもなぜ呼ばれたかはわかってない。

――また突然の出会い(笑)。

花澤 ボクは小野寺さんが元キックボクサーだったことすら知らなかったんですし、ブシロードは『NO KICK NO LIFE』のスポンサーはやってましたけど、ボクは担当ではなかったので接点はありませんでしたから。そこから小野寺さんと2人で新しいキックイベントが本当にやれるのかどうなのかを話し合ったり、調査をすることになって。ボクはキックのことはまったくわからなかったですけど、とりあえず数字の面から可能性を探りました。『NO KICK NO LIFE』の実績を見せてもらったり。

――ああ、ちゃんと精査するんですね。プロレス格闘技の歴史を振り返ると、タニマチが勢いでやっちゃうパターンが多いんですけど。

花澤 やるからには何かあったらブシロードグループに迷惑はかかりますから。そこはコンプライアンス面もそうなんですけど。

――慎重になりますよね。ブシロード体制の新日本プロレスはその面もきっちりやられてますね。

花澤 小野寺さんにいろんな現場にも連れて行ってもらって、後楽園でやってる団体さんはほぼ見させていただきました。そこで「選手のファイトマネーはどうなんだろう?」と調べてるときに、キックの興行は選手のチケット手売りで成り立ってることを初めて知りました。チケットが選手のファイトマネーになるから、試合数が多いのかと。

――ほかにキックの世界で気になる点はありました?

花澤 選手のギャラが安いなと思いました。あと紙テープとノボリ、激励賞を読み上げは必要なのかな?と。KNOCK OUTではどれも禁止にさせていただいたんですけど。

――それはどういう理由でなんですか?

花澤 紙テープはプロレスの場合、セコンドが片付けるじゃないですか。でも、キックは誰も片付けないので、リングサイドのお客さんが自発的に紙テープを切ったりしてるような現状でしたので。ノボリはたくさん出てくるとお客さんが見えなくなりますよね。どちらも会場に一体感が出てありがたいんですけど……。

――そこは一般客としての目線なんですね。

花澤 激励賞を読み上げはイメージの問題ですね。激励賞をいただくことは選手からすればありがたいんですけど、リング上でその方の名前を読み上げても、なんの関係もないお客さんはピンと来ないと思いますので。

――一方で動画撮影はOKでしたよね?

花澤 昔から「なんで動画撮影はダメなんだろう?」って疑問だったんですよね。ブシロードの声優ユニット「ミルキーホームズ」のライブ撮影は一部OKなんです。でも、格闘技やプロレスだとどこの団体も写真撮影はオッケーだけど、動画撮影はNGじゃないですか。動画をOKにしちゃうと中継を見なくなるからだと思うんですけど、いまってなんでもすぐにYouTubeにアップされますし、削除申請しているヒマがないんですよね。だったらKNOCK OUTはまだまだ知名度が足りないので、動画OKにすればいいんじゃないかな、と。

――逆に利用してやれということですね。

花澤 そうです。動画解禁にしたらどれくらいアップされるのか見てみたかったですし。天心選手のKOシーンなんてあっという間にアップされちゃいましたから、むしろ「上げてくれ、広めてくれ!」って感じでしたね(笑)。

――あのKOシーンは衝撃でしたもんね(笑)。

花澤 今後も動画撮影OKを続けるかどうかはわからないですけど。放送環境次第ではやめてくれって話も出てくるかもしれません。オフィシャルサイトでできるだけ早く動画をあげていけばいいかなとも思いますし。

――話は戻りますが、このプロジェクトに正式なGOサインが出たのはいつ頃なんですか?

花澤 2016年3月の終わりですね。

――ブシロードとしてキックはコンテンツになると判断したんですか?

花澤 これは正直なところをいうと、ボク自身、キックに携わっていくことが面白いなと思ったんですよ。3月に大田区体育館で『NO KICK NO LIFE』があったときに、口も手も出したんです。

――その大会がプレ旗揚げっぽくはあったんですね。

花澤 無償でできるレベルのものなんですけど、休日を利用してホームページを作ったり。『NO KICK NO LIFE』にはツイッターもインスタもFacebookもあったんですけど、まともに運営はされていないのに3000人近くお客さんを集めていたんですよね。これはちゃんと磨けば輝くんじゃないか?……って思いますよね(笑)。

――荒れ地に可能性を感じたわけですね。

花澤 那須川天心と梅野源治という2人の選手からは凄いオーラを感じて「これは絶対にスターになる」と確信しましたし。ちゃんとプロモーションをしてパッケージ化すれば、すぐに収益は上がらないけど、うまくいくんじゃないかという考えも固まったんです。その頃は担当していた『キンプロ』のサービスが終了することは決まっていたので、次はキックをやろう!と。ただ「100パーセントビジネスになります!」とは木谷には言えなかったので……そこでボクは会社をやめて自分と小野寺さんでキックのイベントをやろうとしたんです。木谷には「うまくいきそうな気配があったら、あらためてお話をさせてください」と言うつもりでした。

――それはおもいきりましたね!(笑)。

花澤 はい(笑)。そうしたら木谷は「何を言ってるんだ? いけると思ってるんだろ? だったらブシロードとしてやれ!」と。

――おお! 可能性を感じた花澤さんに、その花澤さんの感性に懸けた木谷さん。

花澤 木谷にそう言われてビックリしましたね。収益面とか問題はいろいろとあったので、ブシロードとして取り組むのはもうちょっと先かな考えていたので。最後の決め手はパッションでした(笑)。

――勢いは重要かもしれません(笑)。GOサインが出て動き出してから、いろいろとネックになることは多かったと思うんですけど。

花澤 それから旗揚げ戦までは怒涛の半年間だったんですけど、ボクは興行には携わったことはないので、まったく未知の分野。選手の交渉やマッチメイクとか、リング上のことは小野寺さんにお任せしなきゃいけないですけど、それ以外のことはこっちがやらないといけないので。どんな空間にしなきゃいけないのか。演出だったりを含めて手探りで進めました。

――新日本プロレスの興行スタッフの力は借りたんですか?

花澤 向こうも興行があるので、人手は借りなかったですね。もちろんアドバイスはいただきましたが、こんなに大変だとは思わなかったですね。

――もうちょっとスムーズにできるだろうと思ってたところはあったんですね。

花澤 はい。わからないことが多すぎましたね。

――当初KNOCK OUTは「非K−1」の集合体という呼ばれ方もされてましたよね。

花澤 ああ、「新生BLADE」って呼ばれてましたね(苦笑)。

――でも、お話し聞くかぎり、ブシロードのキックボクシングイベントのカラーは強いわけですね。業界内のシェアの奪い合いではなくキックボクシングをコンテンツにしていく。

花澤 そうですね。KNOCK OUTはまだ始まったばかりで収益も上がってませんから、新生K−1さんを変に意識してる場合ではないと考えてます。まず自分たちができることをコツコツとやっていきたいですね。

――話題を呼んだのは、先ほども話に出た「チケットの手売り禁止」ですね。

花澤 ボクも木谷も試合数を減らしたいとは強く思ってました。人間の集中力って限界がありますから、1大会に20試合とか見続けることはできないですよね。

――基本的に知り合いの試合目当ての観戦になっちゃいますね。

花澤 知り合いの選手の試合が終わったら帰るとなると、もはやイベントじゃないですよね。イベント目当てのお客さんを集めるならば、試合数は減らさないといけない。やっぱりオープニングからエンディングまで楽しんでもらえるのがイベントだと思いますので。

――イベントにするために試合数をコンパクトにする。そうなると手売り重視のスタイルは取れないというわけですね。

花澤 正直言うと、手売りに関しては、ここまで大きな反響があるとは思わなかったんですね(笑)。ボクも最初は強く言うつもりはなくて、あくまで「チケットはプレイガイドでお買い求めください」とアナウンスするだけで。これは木谷本人も言ってたんですけど「いろんなところでこんなに騒ぎになるとは思わなかった」と。

――それくらいモヤモヤしたものが格闘技界にあるということですよね。でも、手売りがないと興行が成り立たない格闘技界の一面はありますよね。

花澤 手売りじゃないと難しいですね。会場が大きくなればなるほど難しいと思ってますね。今回は札止めになりましたけど、それはそれでビックリしたんです。開催1ヵ月切るまでは全然チケットが動いていなかったですし。

――あ、そうなんですか。

花澤 予想より20〜30パーセント低くて、あまりにも動かなかったので「これはやっぱり手売りじゃないと厳しいのかな」と。

――手売りしたほうがいいんじゃないか?と。

花澤 考えましたね(苦笑)。もしくは選手の所属してるジムで販売してもらうしかないのかな、と。

――あ、ジムの販売もやってないんですね。

花澤 やってないです。小野寺さんの『RIKIX』だけですね。やっぱり手売りじゃないと通用しないのかなあ……と考えていたら、大会まで1ヵ月を切った段階でどんどん売れ始めたんです。

――何かきっかけだと思われました?

花澤 動き出したきっかけは、全カード発表の記者会見ですね。そこからプレイガイドの枚数が減っていって。あと話題を切らさないように選手のインタビューや動画をアップし続けて。その効果があったのか、プレイガイドの販売が終わってからも問い合わせが殺到しましたし、用意していた当日券も売れ切れまして。

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KNOCK OUTの旗揚げ戦はTDCホールで行なわれた

――
超満員札止めという最高の滑り出しで。

花澤 格好がつくかたちまでは持って行きたかったなとは思ってたんですけど、予想以上の反響に驚きました。もちろん超満員札止めは目指していたんですけど。

――手売り禁止の方針に周囲は戸惑ってなかったですか?

花澤 皆さんから「大丈夫?」って言われました。あと「チケットぴあでどうやって買ったらいいのか?」という問い合わせもありましたから。

――ええええええ!?(笑)。

花澤 なので、KNOCK OUTのオフィシャルサイトにチケットぴあの画面を載っけて買い方を説明したり。あと選手からも言われたんですよ。「いつも買ってもらってる方々にどうご案内すればいいのか」と。それでチケットの買い方が載った選手カードを作成しました。
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プレイガイドのチケット購入方法が記載された「選手カード」


――
しかし……コンビニでの発券がたやすくなった時代に、とんでもないことになってたんですね。

花澤 ボクもそこから説明しなきゃいけないのかとビックリしました。小野寺さんも一番危惧していたのは手売りなんですね。その方針を伝えたら「いやあ、それだと……」とかなり心配してました。でも、記者会見で木谷が口にした以上はやるわけにはいきませんし……売れていなかったときは「こっそりやろうかな?」と一瞬考えたんですけど(笑)。

――ハハハハハハ! 逆に花澤さんがマッチメイクとか現場に口出しすることはあったんですか?

花澤 いや、小野寺さんに完全におまかせです。そもそもボクはキックの選手をほとんど知らないので。小野寺さんから「このカードでお願いします」と言われたら、ボクのほうはそのカードをどうプロデュースするかだけを考えるんですけど。今回、タイ人が4人出場したじゃないですか。これは凄く苦労しましたね。

――知名度があるわけではないですし……。

花澤 ルンピニーやラジャとか言われても一般人にはよくわからないので……そんなタイ人の凄さをどうやって伝えればいいのか。現地まで取材に行ってもらいましたけど。

――経費もかかりますね。

花澤 そこはお金をかけきゃいけないですよね。

――今回は札止めですけど、収益のほうは……。

花澤 赤字ですね。

――札止めでも赤字。

花澤 そこは最初からわかってました。予想よりお金はかかりましたけど。そこは木谷も会見で口にしましたけど、しばらくは赤字覚悟でやるつもりですので。

――現場は小野寺さんにお任せしてるようですが、これまでの傾向では主催者が現場に介入したくなるものですが、そのへんで注文は何もなかったんですか?

花澤 あったとすればルールですね。そこは小野寺さん、木谷の3人で何度も話をしました。世間に向けてわかりやすいのは、K−1のようなルールじゃないのかなという考えもあったんですけど、それはボクと木谷はK−1ルールしか知らないというところがありましたから。「ヒジあり」の試合がどうなるかは想像もつかなかったです。

――ヒジあり」は小野寺さんの意見ですか?

花澤 小野寺さんはそれ以外のルールでやるつもりは毛頭なかったですね。「キックボクシングでやるのであれば、ヒジはなきゃダメです」と。そこは小野寺さんの熱い思いがあって決まりました。

――正直、花澤さんの希望はどうだったんですか?

花澤 どっちがいいというより、ひとつの大会の中で複数のルールでやるつもりはなかったんですね。それは見てるお客さんが混乱するのでやめたほうがいいなと。「この格闘技はなんなんだろう?」っ戸惑ってしまいますよね。

――そこも見る側にわかりやすくですね。

花澤 お客さんに見やすいルールになればいいなと思ったんですけど、やっぱり梅野源治が出る以上はヒジありかな、と。彼が輝くのはこのルールだと思います。このルールにしたことでよく言われるのは「KNOCKOUTってムエタイでしょ?」ってことなんですけど。そこはキックボクシングで勝負したい。KNOCKOUTの「撃つ、蹴る、斬る」というコンセプトで、キックの魅力を伝えてきたいですね。
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――旗揚げ戦の反響は大きいだけに2月の大会も期待も高まってますね。

花澤 旗揚げ戦が終わったあと木谷から「よかった。こんな日ないね!」と言っていただきましたし、お客さんも喜んでいただきましたけど、まだまだ満足してませんので、さらに完成度を高めたいと思ってますね。<終>


『KNOCK OUT vol.1』2月12日(日)大田区体育館 
http://www.knockout.co.jp/event/knock-out-vol-1/



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「噛ませ犬なのに空気読めよって思ってますよね……」


あびる優、絶叫再び!才賀紀左衛門
「奥さんが格闘技やることに基本反対。連敗したらやめるとか約束付きです



RIZIN親子参戦!山本アーセン
「話題が絶えない家族ですよ。いつも何かありますよ(笑)」


AbemaTV格闘技チャンネル担当者インタビュー
「格闘技ファンの力で大きくなりました!」


大沢ケンジ
“世紀の再戦”マクレガーvsネイト大爆発! 競技化してどんどん面白くなる総合格闘技!!


【金原弘光】

金ちゃん危機一髪! 暴走高齢者の事故に遭う

鬼が作るUインターの激ウマちゃんこ

UWFが柔術を知った日〜道場はどう変わっていったのか〜 


現代から見るアントニオ猪木vsモハメド・アリ

整骨院をオープン! 格闘家のセカンドライフとは何か?


さらばHボム! 生まれ変わったらダンヘンになりたいよ!


【ハッスル】

中村祥之インタビュー
ファイティングオペラ『ハッスル』とはなんだったのか 


若鷹ジェット信介
黒歴史ファイティングオペラ――ハッスルの最期を看取った男 




【骨法】

矢野卓見
ヤノタク、堀辺正史と骨法を語る――愛と悲しみの17000字インタビュー 

矢野卓見
再び堀辺正史を語る――「先生も知らない骨法の秘密」 

追悼・堀辺正史
矢野宅見「ダメなお父さんでしたねぇ……」 


漫画家・中川カ~ル
骨法会員番号229番が見た「骨法変節の瞬間」 


ヤノタク×中川カ~ル
俺たちが愛した喧嘩芸骨法 


矢野卓見
武道の幻想と現実「合気の達人は存在しますよ」 




【SP対談】

佐藤大輔×藤井健太郎
佐藤大輔はなぜガチ相撲に激怒していたのか? 


天龍源一郎×神取忍
男と女の壮絶プロレスとは何だったのか? 


桜井マッハ速人☓猫ひろし
巣鴨凸凹マラソン部 



【小佐野景浩のプロレス歴史発見】
 
嗚呼、阿修羅・原……修羅ごときそのレスラー人生!!

冬木弘道は「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った…

完全無欠のプロレスラー!! ジャンボ鶴田

超獣ブルーザー・ブロディ

【涙のカリスマ】大仁田厚の邪道プロレス人生


癌に勝った絶対王者・小橋建太

“プロレス巨大組織”NWAとは何だったのか?

呪われたIWGPが最高権威になるまで

悲運の闘将ラッシャー木村、耐えぬき続けた人生 

燃える男、アニマル浜口――!!

“天龍番”が感傷に浸れなかった天龍源一郎引退試合


全日本プロレスを二度は裏切れない……」秋山準


馬場死去、三沢離脱……その後の全日本プロレス

ジョー樋口、和田京平…全日本プロレスを支えたレフェリーたち 


我らが英雄ザ・ファンクスの凄み! 
レスラーの野心が謎を生み出す……SWSに狂わされた男たち!


プロレス史上最も過酷な闘い! G1クライマックス



「俺のほうがUWFより強い!」 誇り高き仮面貴族ミル・マスカラス


『週刊ゴング』の創刊と休刊まで……闘いのゴングはこうして鳴った!

80年代タイガー、90年代ライガー! ジュニアヘビー級の歴史!!






【その他】


阿部史典
生臭坊主!? “僧侶プロレスラー”の自由すぎる説法

狂乱のデスマッチファイター竹田誠志が語る「広島カープ25年振りのリーグ優勝」


崔リョウジ
ランズエンドがあなたを啓発する! 「夢、努力、勝ち癖、4億円」インタビュー

二階堂綾乃さんに聞く「プ女子はお金を使わず冷めやすいのか?


汚れたハンカチ王子騒動……ベースボール・マガジン社の黒歴史
ターザン山本インタビュー

柳龍拳
この男は実在する!!合気道の達人ロングインタビュー 


管理人に直撃!

インディ興行の聖地”新木場1stRINGとは何か? 



三富政行(元・潮吹豪)
「私が博報堂を辞めてプロレスに浸かる理由」



鈴木秀樹
ビル・ロビンソン最後の弟子「弱いプロレスラーは迷惑なだけです」 

鈴木秀樹
「はぐれIGF軍団」誕生秘話 


山本淳一
元・光GENJI、プロレスデビューを語る 


大家健
ガンバレ☆プロレス代表の麻雀放浪記 


矢野啓太
ピエロの狂気「胸いっぱいのプロフェッショナルレスリング論」 



HARASHIMA
「学生プロレス時代、真壁さんとスクワットを延々やってましたね」 



「多重ロマンチック」漁師JJ
アナタはなぜブログを更新するのか 



“中条ピロシキ”橋本吉史
学生プロレスとラジオ 

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「ガクセイプロレスラー・ライジング 卒業後のリアルなリング」 


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ジョーカーの狂気とアメリカンプロレス 



【プロレス点と線】

あやしい新体制! NOAHに何が起きているのか?


G1優勝! ケニー・オメガの「DDT発言」とはなんだったのか?

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