「小飼弾の論弾」で進行を務める、編集者の山路達也です。
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今回は、2019年11月26日(火)配信その1をお届けします。
次回は、2020年1月21日(火)20:00の配信です。
お楽しみに!
2019/11/26配信のハイライト(その1)
- こんまりのビジネスとマーケティング
- Yahoo!とLINE提携から各社クラウドサービス解説
- 人間がやってたGoogle検索
- テスラのサイバートラックとアメリカのピックアップ文化
- 理研の創薬専用スパコンとRISC-Vについて
- 「改札で顔認証」ということの重大性
こんまりのビジネスとマーケティング
山路:今回先々週とか、Yahoo!とLINEの合併だったりとか。
小飼:ラ、イ、ン(語尾上がり)ね。
山路:ああLINEね。
小飼:僕も気をつけるようにしている。
山路:ちょっとオッサン臭さが出てしまいますね。そこでLINEと言わないと。まあ経営統合からでかいニュースあったんですけれども、今週になってその素晴らしいTwitter芸人が爆誕したという噂が。爆誕したのか爆散したのかちょっとよくわかんないですが。
小飼:バイトテロね。
山路:アハハ、言っちゃっていいんですか? バイトテロって。その辺りは限定で話した方が。
小飼:桜を見る会ね。
山路:桜の話もね、桜の話もせんといかんよね。え? ジーっと鳴ってる? なんかジーっと鳴ってるってどういうことなんだろう? あれ? これで大丈夫? じゃあ、あのYahoo!とLINEの統合行く前に、個人的にぐっと来たニュースが、ビジネスがありまして、1番最近刺さったのがこれなんですよね、こんまりさんがオンラインストアを始めたという。
小飼:ああーなんか、あれなのかね、Yahoo!とLINEの経営統合というのも、あれも会社もこんまりしたかったのかね? どっちがどっちをこんまりしたかったんだろうね。いちおう対等合併ということになっているんだよね。
山路:じゃあYahoo!の話、いちおうまあこんまりのことについてちょっと補足の説明をしておくと。
小飼:凄いね、モノを買わせるっていうのは、よくあれですよね、イヌイットに氷を売るにはどうしたらいいかみたいなマーケティングのことあるけれども、地球の温暖化で氷を溶かしてしまえばいいという、そういう答えが来ましたね。
山路:考えてみると凄いですよね。まずモノを捨てさせてから空いたとこに売るって、この発想ってあんまりなくないですか。
小飼:素晴らしいね、まず捨てさせるという。
山路:マーケティングのもしかすると革命、なんか素敵なタワシが24ドルとかで売ってますよ。タワシ24ドルか、ちょっとなあネタとして。水晶の形をした文鎮とか。
小飼:僕もリンク見てますけども。うん、あれおかしいな、1つ絶対なきゃいけないものが。
山路:何? 何?
小飼:ゴミ箱。
山路:ああ、はいはい。こんまりさんの主張だと、モノに感謝してから捨てるから、ゴミ箱にポイというのはなしなんかもしれないですけどもね。これ前にちょっと思ったのが、こんまりさんってあの凄い最近多額の資金を調達してたじゃないですか。ベンチャーキャピタルとかそういうところから。
小飼:そうそう。
山路:何百億とかそれこそそういう単位で。
小飼:うん。
山路:あれ、それだけの資金を結局やろうと思ったら、モノを売るということしかないのだろうかみたいなことを改めて思っちゃったんですけどもね。
小飼:うん、いやそもそも何で大きくすればいいビジネス、資金調達が必要なビジネスなのだろうか。たとえば個人でこの規模のビジネスをやっている人たちというのは、日本はともかくアメリカにはいっぱいいます。オプラ・ウィンフリーとか。
山路:マーサ・スチュワートとか。
小飼:でも外部から資金調達してたかな? あの人たち。
山路:あ、「Netflixの番組面白いね」(コメント)いや番組としてはよく出来てますよ、日本人ウケはもしかするとしないかもしれないけど、なんというのか、感動の、アメリカ人的感動番組になってるんですよね。あれはよく出来てると思いました。
小飼:「ベゾスを超えた」(コメント)とかなんか、凄いコメントが。
山路:ベゾス? どういう意味でベゾスを超えたんだろう?
小飼:いやでも先に捨てさせることなんじゃないかな。
山路:ああ、これ「箸とかコップとかって誰が買うんだ?」ってなんか、気に入らないものをゴミを捨てさせて、なんか素敵な高いものを買わせるというのは、なんかこうやってそうで、皆やってなかったことかなとは。
小飼:いやもっと売れそうなネタというのか、もありますよ。まず何を捨てさせるかと言ったら、贅肉を捨てさせるというね。
山路:ダイエットビジネスってそうですもんね。
小飼:そうそう。
山路:そうか、いくらでも、いろいろ展開できるのかもしれない。マジな話、こんまりとダイエットって相性良さそうですもんね。
小飼:とても良さそうですね。
山路:ダイエット器具を売り、モノを売り、そうなったら多額の資金調達というのもけっこうリクープできるのかもしれないですよね。
小飼:筋トレってスパーク・ジョイしそうだよ。
Yahoo!とLINE提携から各社クラウドサービス解説
山路:じゃあさっきの話出たYahoo!とLINEの話、行ってみましょうかね。
小飼:どっちがどっちをこんまりするんだろう。
山路:大変な話題にはなりましたけれども、これ私個人的にはちょっとピンと来なかった。ピンと来なかったっていうのは変ですけど。LINEはそんなに熱心なユーザーじゃないし、あとYahoo!のサービスってあんまり使ってなかったりするんですよね。弾さんどうですか?
小飼:僕も使ってないね。
山路:よくLINEって若者向けで、Yahoo!って中高年向きみたいな言い方されることあるじゃないですか。
小飼:年代で差かな?
山路:私くらいの40代以降のオッサンって、あんまりYahoo!を使ってない感じが。
小飼:というよりも本家Yahoo!がもうなくなっちゃったから。
山路:投資会社になってさらに消えちゃったみたいな話ですよね。
小飼:そうそう。だから何といえばいいのかな。Yahoo!という言葉自体に古さを感じなくもないよね。
山路:うんうん。Yahoo!天気のアプリとかは愛用してますけどね。ああ「PayPayもLINE Payも使ってます」両方使ってる方もいらっしゃるんですね。私、PayPay最近使うようになりましたけどもね。
小飼:そうなの。
山路:Apple WatchがPayPayに対応してから。
小飼:これでいけるの?
山路:これでヒュッとやるとバーコードが。
小飼:ああ、バーコードが、これにバーコードを表示させるの? ああ゛~!
山路:そうそう、そうだけど多少は便利に。
「ここではそのお手伝いは出来ません」(弾さんのSiriがなぜか反応)
小飼:いやあ、Siriまで呆れてるじゃん。
山路:今、いい感じでツッコミが。
小飼:いい感じでツッコミが来たよね。
山路:まあでも結局、弾さん的にはYahoo!とLINEの経営統合って上手くいくと思いますか?
小飼:どうなんでしょうね。交じる要素がそんななさそうなんだけど、たとえばFacebookがWhatsAppを買ったという。
山路:日本ではあんまり有名じゃないけど、世界的なメッセンジャーの。
小飼:それも大成功ではないというのも、WhatsAppの人というのがもうFacebookの水に合わなくて出てっちゃったという意味では上手くいったとは言い難いけど、でもまずったとも言えないわけですよね。
山路:少なくともライバルを事前に潰したというか。
小飼:そういうこともありますし。ましてやInstagramっていうのは、ムッチャクチャ上手くいってるわけですよね。だいたいそんなような感じの経営統合になるんじゃないでしょうかね。たとえばLINEがYahoo!メッセンジャーとかに。
山路:Yahoo!メッセンジャーってまだあるんでしたっけ?
小飼:え? あったの? 今でまかせ言った。でもありそうだな。
山路:え? なかったでしたっけ? あれ? 気のせいかなあ、あったような気がしてたんだけど。
小飼:ありました?
山路:あれ? ちょっとそこはまた、あの皆さんググって下さい。今いい加減なことを言っちゃったかもしれないんで。(注:Yahoo!メッセンジャーは2014年に終了)
小飼:でもまあ、LINEも遠い古巣といえば遠い古巣なんだけども、僕の視点から見ると。なんだけども、LINEというアプリが何で日本でウケているのかというのが、イマイチわからんところがあるよね。
山路:あの個人的にはやっぱりLINEでウケたのってスタンプ。
小飼:クソUIじゃん。
山路:ええ(笑)。
小飼:UIクソじゃん。あそこまでUIがクソのモバイルアプリって、なかなか出来るもんじゃないよ。
山路:OSの作法も無視してますしね。あとあれってやっぱりスマホ1台でなんでもやる人向けになっている気がしてて、パソコンとか複数のタブレットとか持っている人にとっては、ものすごい使いづらいですよね。
小飼:そうそう、ムッチャ使いづらい。
「クソだけど、まわりが使っていると」(コメント)
山路:いや本当ネットワーク効果というんですかね、本当にそうなんですよね。
小飼:まさにネットワーク効果だよね。
山路:それについていわれたのが、GAFAに対抗するためというか、GAFAのそういう支配にあるけど、日本国内を押さえて対抗するためみたいな話も出てますけども。
小飼:合併で従業員2万人だけれども、R&Dのお金を比べたらもうぜんぜん比較にならないという意見は出てるけれども、ほんと額じゃないし、もう何といえばいいのかな、R&D、帳簿上のお遊びみたいに見えなくもないよね、特にAmazon。
山路:ああそんなにR&Dかかんのか? っていう話? AmazonのR&Dが多すぎる? っていう文脈?
小飼:いや節税したいだけだろう、オメエっていう感じがしないでもないですけどね。
山路:でもまあクラウドサービスとかの開発とか、いろいろデバイス作ってたりするから、その開発費かかるかなと。
小飼:いや、だからその辺のところっていうのは、つぶさに見ているわけじゃないでしょう。R&Dの額を公表することがアメリカの上場企業には課せられるんですけども、そこに出ている程度のもので。だから日本円で兆というのは、要は、10 billion dollarsということですよね、USドルでいったら。それはかなりはっきり言っておかしいと思う。
山路:じゃあ帳簿の数字の程には差がないかもしれないという、R&D。
小飼:うん、帳簿の数字の程には日米で差がない可能性はある。
山路:ああ、なるほどね。
小飼:日本だとソフトウェアを資産計上しなきゃいけなかったりとか、けっこうどっちかっていうと、もう会計マジックのような気がしないでもない。
山路:うーん、ただちょっと思ったのがそういうYahoo!とLINEって、たとえば自前でクラウドサービス持ってなかったりとか、あるいはデバイスを自分で作る半導体を持ってないとか。
小飼:いやでもプライベートクラウドというのか、自前でクラウドが提供するサービスを自社サービス向けにサーブするものというのは両方とも持っている。外販していないだけで。あるいは外から買ってないだけで。買ってるかもしれないけど。
山路:これって、じゃあそのクラウドに関してAmazonが圧倒的な、もうなんかAmazonとかMicrosoftっていうのは他を寄せ付けない。
小飼:Googleも。
山路:Googleもそうですよね。技術を持っているということとも、ちょっと違うっていうことなんですか?
小飼:他を寄せ付けないほどではないよ。というのか、逆に他を寄せ付けない程であったら、お客さん使いこなせない。クラウドの世界ってGCPがイマイチ冴えないのは、逆説的に、GCPが1番あの……。
山路:客を寄せ付けないから(笑)。
小飼:だから技術的には高度だから。
山路:新しい概念を覚えなきゃいけない、みたいな。
小飼:そうそう。
山路:なんかGoogleのサービスっぽいというか。
小飼:そう、だからAWSとかって本当に下手すると手元でやっていたものを、エイヤと外部化した、外注化したくらいのノリから使えるからね。
山路:そうかそうか、わりと本当に素人に毛が生えたような人でも、AWSだったら使えるという。
小飼:そうそう。そういう人にとっては、AWSとAzureの差っていうのは、あんまり見えないし。Sakuraとの差もあんまり見えないし。
GCPも今は、普通に仮想マシンを普通に時間貸しするというインスタンスもあるんだけども、でもGCPの一番の魅力というのは、オートスケールの部分にあるのであって、だからたぶんクラウドサービスで今1番使いやすいものというのは、なんでこんな言葉になっちゃうかなと思うけども、サーバレスというやつ。あれは別にサーバがないのではなくって、プログラムだけ書いて転がして行くと、勝手にサーバが必要な数だけ立ち上がって処理してくれると。
インスタンスのことを、インスタンスという概念を考えなくてもいいと。
山路:なんか言葉してはサーバレスって最近よく聞くようになったんですけど、そういうことだったんですね。
小飼:そうなんですよ。だから普通の仮想マシンを動かしておいて、その上でプログラムを動かして、仮想マシンにトラフィックを誘導するんだけども、仮想マシンのことを一切考えなくていいんですよ。
山路:なんかインスタンスレスとかって言った方が。より実体を表してそうな……それも誤解をされるか。
小飼:あるいはインスタンスフリーですね。要はどのインスタンスかっていうのは、問わないわけなので。
山路:これってその、サーバレスっていうのは、わりと素人アマチュアプログラマーも組みやすくなったりするっていうことなんですか。
小飼:ああ、概念が変わる。
山路:新しくやっぱり概念は覚えないといけないわけなんですね。サーバレスに、サーバレスでプログラミングするために。
小飼:ある意味、理想に近づいたのかなというのも、昔のサーバの時代から、サービスが育つのをずーっと見てきた人にとって、理想のサービスというのは、CPUの数が無限にあって、メモリも無限にあって。
山路:全部抽象化されている。
小飼:全部抽象化されいるのではなくって、抽象化されているかどうかというのは重要でなくて、今のベアメタルのコンピューターというのは有限個のコアがあって、有限容量のメモリがあって、有限容量のストレージがあって、それをやりくりするわけで、スケールアウトというのはもう1つ1つのマシンが有限だから、それをいくつ足してっても、足すだけでよくなると。サーバレスというのは足すということも考えなくてもいいと。逆にもう要は無限コアで無限ギガバイト、無限テラバイトのメモリを持ったマシンが1個ちゃんとあると。
山路:なんかパソコンでいうと、仮想メモリーを搭載して実体のメモリ気にしなくてよくなったみたいな、あの変化みたいなのに相当するような変化だったりするんですかね。それよりも大きい?
小飼:メモリということを考えなくてもいい。
山路:いや、その変化の度合いが。
小飼:まあそうですね。
山路:へえ。それは面白いですね。
小飼:サーバレスというのはもう比較的最近なんですけども、昔からリソースの問題を考えていた人に取ってみれば、まぁある意味理想なわけです。要はリソース管理というのをしなくてもいい。プログラムだけ書けばいいと。必要なメモリというのは、あるいは必要なコア数というのは、あるいは必要なインスタンス数というのはサービスのほうで勝手に采配してくれます。
山路:トラフィックの増減の対応とかも考えなくていいんですか。
小飼:いや、だからトラフィックが増えたら、あれなわけです。
山路:勝手にやってくれる。
小飼:そう、インスタンスを増やすなり、あるいは仮想、VCPUの能力を上げればいいというのを向こう側でやってくれる。良きに計らえ。
山路:「ネットワーク帯域も無限にある」ってコメントして頂いてる、なるほど。
小飼:そうですね。GCPとかの場合というのは、それに近い。ただし、やっぱり使われたリソースに応じた課金をされて、クラウドというのは、これ両方いろいろ使ってみた人ならわかるけども、割高なんです。だから丸っとベアメタルのサーバを借りちゃって、自分らでそれの能力を100%引き出すよりは、やっぱ割高なんですよ。
適切な喩えかどうかわからないけども、夕食も生の食材から自分で料理すれば、単価差、とりあえず自分の人件費はおいといて、それが1番安上がりですよね。惣菜を買ってくれば、少し高くなりますよね。弁当丸っと買ってくれば、もっと高くなるわけじゃないですか。
はい、クラウドサービスというのは、だからコンビニ弁当用になるの。うまくて本当に便利なんだけども、けっこういい値段がする。
山路:AWSがそのサーバレスが1番充実している感じなんですか。
小飼:AWSはそうではなくて、昔っからやってた、昔気質の普通に仮想マシンを借りるというのが、そこがやっぱり基本になってるんですね。
山路:そうか、AWS自体がサーバレスをやっているわけじゃないんだ。
小飼:そうそう、だからAWSももちろんLambdaという、サーバレスのサービスを持ってますけれども。
山路:別立てなんですね。
小飼:そうそう。
山路:従来のとは。
小飼:そうそう、だからコンビニで白米と惣菜を買ってきて自分で組み合わせることも出来るし、弁当を買ってくることも出来るけれども、AWSというのはどっちかっていうと惣菜が充実していて、GCPというのはどっちかっていうと弁当が充実している。ものすごい、ものすごい乱暴な喩えですけども。
山路:アハハ、なるほどね。でも何となくわかったような気がしてきました。コメントで、「クラウドって何であんなに儲かるの?」って。割高だから?
小飼:まぁ割高でも売れるからというのが、1番まず大きいですね。
あくまでも色んなものが仮想化されているので、システムの利用効率というのを高めやすいんですよね。
山路:だから、つまり供給する側としては手間はかかんないんだけど、割高でも買ってくれるお客さんがいるという、ちょうどビジネスとして凄いおいしいところになっているということか。
小飼:そうそう。
山路:なるほどな。
小飼:袋入りのインスタント麺よりも、カップラーメンのほうが売上が大きいという。
山路:しかもカップラーメン、製造側としてはけっこう手間なく作れる。
小飼:スーパーよりもコンビニのほうが儲かっているというのに近いですね。
山路:何か、クラウドの作りがよくわかった。
小飼:クラウド達というのはコンビニエンスなんですよ。だからサーバが足りなくなったら、Webコンソールからボタン一発で、ボタンをポチッとすればインスタンスが出来るわけです。サーバレスであれば、それさえ必要ないわけですよね。
人間がやってたGoogle検索
山路:話聞いてると、やってみたくなったな。へえ、なんかLambdaでしたっけ、サーバレスとかも調べてみようかなと思います。
ITの話が出たところで、Googleで最近ちょっと話題になっていた、ウォール・ストリート・ジャーナルが確か元の記事じゃないかなと思うんですけども、あれ? ちょっと待って下さいね。長いとコメントが入らないのか。ウォール・ストリート・ジャーナルのこの、要はGoogleが検索結果を操作していたという。GIZMODOのほうで日本語の記事を出していた。
小飼:ああ、はいはい。それも微調整の範囲というのも逸脱しているくらいいじってたという。
山路:ただこれってつまりGoogleにも同情したくなるというか、それを言ってなかったというかGoogleとしてはよくないんでしょうけれども、Googleが悪いところなんでしょうけれども。アルゴリズム1つで今の検索スパムみたいなものを全部排除することなんて不可能だろう、というのは何か素人考えで思うんですが。
小飼:でもそれって本当だろうかって、最近思うようになったよね。
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