私達日本人は、一般的に自分に対して甘く優しく体制に対しても甘いし優しい。この国民性が幸いして、戦後、廃墟の中から、一生懸命努力して素晴らしい経済国家に立て直しました。ところが、人まねで成長できた時代が過ぎ、独創性が要求されるようになると、前に進めず経済が長い間停滞しています。生活困窮者が出始めたといっても、米国ほど悪化せず、皆が平和な生活を楽しんでいるといってよいのではないか。 我々多くの日本人は、敗戦を忘れてしまっているが、戦勝国が処罰した戦争犯罪人を総理がお参りするということは、中国韓国の問題でなく、戦勝国、国際社会に対する挑戦とも見られてしまいます。 この間違いが起こる根本を考えるとき、「自分に厳しく他人には厳しくとも優しい」自立の精神が日本人に欠如していると見ざるを得ません。「自分に優しく他人にも優しい」体制に甘いお友達精神は、日本のような島国では通用するが、常に切磋琢磨、競い合って生きる社会では通用しないことです。 弊害はいろいろな面で現れています。民主主義が「お友達精神」では育たないことです。いつでも体制側に引っ張られていってしまう傾向が修正できず、国際社会から疑惑の眼で見られがちになってしまう。乗り越えなければならない壁ですが、乗り越えるためには、「ゆとり教育」などもってのほか、自分を厳しくしなければ、他人を良く理解できないお友達国家から脱皮できないのです。
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THE JOURNAL
(ID:18367902)
私達日本人は、一般的に自分に対して甘く優しく体制に対しても甘いし優しい。この国民性が幸いして、戦後、廃墟の中から、一生懸命努力して素晴らしい経済国家に立て直しました。ところが、人まねで成長できた時代が過ぎ、独創性が要求されるようになると、前に進めず経済が長い間停滞しています。生活困窮者が出始めたといっても、米国ほど悪化せず、皆が平和な生活を楽しんでいるといってよいのではないか。
我々多くの日本人は、敗戦を忘れてしまっているが、戦勝国が処罰した戦争犯罪人を総理がお参りするということは、中国韓国の問題でなく、戦勝国、国際社会に対する挑戦とも見られてしまいます。
この間違いが起こる根本を考えるとき、「自分に厳しく他人には厳しくとも優しい」自立の精神が日本人に欠如していると見ざるを得ません。「自分に優しく他人にも優しい」体制に甘いお友達精神は、日本のような島国では通用するが、常に切磋琢磨、競い合って生きる社会では通用しないことです。
弊害はいろいろな面で現れています。民主主義が「お友達精神」では育たないことです。いつでも体制側に引っ張られていってしまう傾向が修正できず、国際社会から疑惑の眼で見られがちになってしまう。乗り越えなければならない壁ですが、乗り越えるためには、「ゆとり教育」などもってのほか、自分を厳しくしなければ、他人を良く理解できないお友達国家から脱皮できないのです。