前回の川を下って海に近い汽水域(きすいいき)を舞台にしたお話です。
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【結城登美雄の食の歳時記#28】海と川とシジミ漁(川の恵み編・その4)
6月1日はシジミ漁の解禁日です。北上川の河口付近では、久しぶりにたくさんのシジミ船で活気づいたのではないでしょうか。
日本の音風景100選に選ばれた広大な吉原を抱える北上川。その緑の風景の中を行き交うシジミ船。大きな鋤簾(じょれん)をロープで引いて、川底からシジミを掻いている漁師さんの顔が目に浮かびます。何年か前に私もシジミ漁の船に乗せてもらいました。体力のいる仕事だなと実感しました。
日本のシジミ漁の漁獲量は1万6千トン。そのうちの21%の3500トンを東北が占めています。(※無料ここまで238文字/1,063文字中)
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日本の音風景100選に選ばれた広大な吉原を抱える北上川。その緑の風景の中を行き交うシジミ船。大きな鋤簾(じょれん)をロープで引いて、川底からシジミを掻いている漁師さんの顔が目に浮かびます。何年か前に私もシジミ漁の船に乗せてもらいました。体力のいる仕事だなと実感しました。
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