田中先生の戦後史の解説を伺いながら、安倍総理はじめ現在の権力権益保持者に、敗戦国としての自覚が全く欠けている事に唖然とせざるを得ません。一昔前の政治家は、敗戦国としての屈辱を知っているから、米国より前に中国と手を結び、米国の鼻をへし折るような芸当をしました。最近の政治家は、米国と中国が経済的には密接な関係を築き挙げているのに、逆に尖閣問題など表に出さなくてもいいことを、外交問題化してしまう。解決策をもって問題化するのであればまだしも、問題化して対立を煽るような現状は、大人の政治家のすることでなく、米国従属化子供の政治がますます酷くなっていくような気がしています。ポピュリズムを超えたナショナリズムの害毒は、戦争敗戦の怖さを知らないところから始まっているといえるのではないか。
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THE JOURNAL
(ID:18367902)
田中先生の戦後史の解説を伺いながら、安倍総理はじめ現在の権力権益保持者に、敗戦国としての自覚が全く欠けている事に唖然とせざるを得ません。一昔前の政治家は、敗戦国としての屈辱を知っているから、米国より前に中国と手を結び、米国の鼻をへし折るような芸当をしました。最近の政治家は、米国と中国が経済的には密接な関係を築き挙げているのに、逆に尖閣問題など表に出さなくてもいいことを、外交問題化してしまう。解決策をもって問題化するのであればまだしも、問題化して対立を煽るような現状は、大人の政治家のすることでなく、米国従属化子供の政治がますます酷くなっていくような気がしています。ポピュリズムを超えたナショナリズムの害毒は、戦争敗戦の怖さを知らないところから始まっているといえるのではないか。