結城登美雄さんは、民俗学者の柳田國男さんの言葉を引用しながら、「都会」について一つの視点を投げかけています。「土の生産から離れたという心細さ」とはどういうことか。今回は、「食育」を地域の視点でとらえます。
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結城登美雄の食の歳時記<食育編・その3>都会の「不安」
「食育といっても誰がどこでどんなふうにやればいいのか」という疑問を持っている方も多いのではないかと思います。まだ始まったばかりで混乱もあるようです。
いろんな試行錯誤を手探りでやっているのが実情です。1月の半ばに東京国際フォーラームという有楽町近くの大きな会場で農水省や内閣府、いろんなところが講演をして「ニッポン食育フェア」(第3回2006/1/14〜15)を開催しました。実は私はそこにお邪魔しておしゃべりをさせていただきました。そして、今年(2007年)も来なさいと言われて、行ってきました。(※無料ここまで255文字/1,303文字中)
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