高野さんが帯広で放し飼いの豚と遊び、「北の屋台」で飲んでいるころ、私は銀座で開かれた「卵かけごはんの会」に参加していました。「卵かけごはんの会」といってもB級グルメの会ではなく(「卵かけごはん」は「卵かけごはん楽会」、「B級グルメ」も「B-1グランプリ」というのがあるくらい奥深いものではあるけれど)、米、醤油や豆腐の生産者が集まって、高野さんが10月29日の「極私的情報曼荼羅」でも書かれていた来年度からの「農政改革」について考えようというものです。
主催は不肖・甲斐も理事に名を連ねている「ローカル・ジャンクション21」というグループで、これまでお茶や豆腐、ハチミツ、お酢、納豆などの生産者を囲んでつづけてきた「食話会」活動の一環。いわば「おとなのための食育」です。
会場は銀座3丁目の「吉水」という和風旅館で、山形県長井市の遠藤孝太郎さん、横沢芳一さんがつくった「さわのはな」の新米の
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