丑三 やギ のコメント


第4回関西ゴー宣道場 は、非常に多岐に渡って充実した御話の数々でした。曽我部教授もわかりやすかったですが、山尾議員の説明は、ことさらこなれていると今回ほど実感した回はありませんでした。

政権交代の常にあり得る状態に日本も早くなるように願います。そうでなければ、権力の都合のよく、憲法改正から何から何まで行われてしまいます。その基盤には、よしりん先生が言われた議論の文化が必要(議論する文化への成熟が必要)と非常に共感しました。この緊張感が本当の国民主権に成り得ます。

憲法改正には、国会議員が憲法に詳しくないと言うのは危機で、山尾議員を中心とした憲法学者の集結を急に整えるべきと思います。但し、権威主義的な解釈学のみで高見猿の学者は省きたいです。新たな法学者による立憲的潮流を作られれば、これに越した事はありません。こうした場がなかったのは、石頭の学者のおかげとも言えます。ゴー宣議論が、これを打ち砕く刺激となれば良いと思います。

憲法裁判所についての細かい話で思いました。このまま、もし発議が行われて、真の立憲的改憲が為されるかと言うと、望みはないと言わざる負えません。例え、山尾案が中心でも、極めて不充分なものになるのではないかと危惧します。公文書改ざんで、これから安倍晋三の発議は、どうなるかわかりません。それでも発議だけはして行けと、発議が貴重のように言われている節があります。非常に安易と思います。

立憲的改憲の目玉は、9条と共に憲法裁判所にあります。立憲的改憲では、憲法は理念として奉るものではなく、絶対に守られなければならないものにしなければなりません。

しかし、憲法裁判所ひとつを取り上げても、国民の代表たる国会との整合性や、憲法審査をする期を法案成立の過程の、どの時期でするか、そして立法時に必要な陛下の御裁可に悪影響が出ないようにするか、考慮すべき問題が山積みです。

憲法が実用的に進化を遂げるには、関連法を含めて一括であるべきとの話は理の当然と思いました。果たして、これを今、出来るかと言えば不可能です。それでも安倍晋三がやろうとしていますから対抗しなければなりません。しかし、安倍晋三に脅威が無くれば急ぐ必要は無いと思います。但し、左右の保身主義の膠着状態に入る事が非常に心配です。

本来、真の憲法改正は、二十年論議と言われるのは、もっともだと思います。よしりん先生が、大左傾化を右旋回させたように、「ゴー宣〈憲法〉道場」が世に充分浸透するのが「理想的」です。

現状の未来は不明ですが、「ゴー宣〈憲法〉道場」を、「あらゆる媒体」で進めて行くべきです。それも油断無く早急に淡々んと濃密に展開していかなければなりません。これからも「ゴー宣〈憲法〉道場」を一大事として世に定着させたいと思います。

No.7 75ヶ月前

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