↑↑↑~→*☆ のコメント

性別 紳士 年齢 38 お住まい(都道府県)神奈川県 職業 建築業職人

1.参加(視聴)の動機(目的)は何ですか?
『新世代の憲法論』とは?
これを知らなければこれからの時代を生き抜く資格はない?


2.今回のゴー宣道場の感想をお聞かせください
 ① 第1部について
憲法裁判所のタイミングについては、正に前回の駒村教授の話を受けて私が山尾先生にお伺いしたかった点でした。
即ち、中東で戦争が勃発して、アメリカが参戦して、日本も自衛隊を派兵しろと要請してきて、よし、日米同盟だってなったとき、
どのような流れで憲法裁判所は、“違憲”だから自衛隊は中東には“行けん”となるか、具体的にご説明くださいということなのでしたが、
なるほど、どうデメリットをクリアするか、難しいですね。
次回以降、まだまだ議論されることと思います。

山尾議員の話し方というか説明の仕方というか、
身振り手振りも交えて、その情景のイメージを具体的に生き生きと描くように語られる。
この辺りも山尾議員の能力の高さ、人心掌握の秘訣でしょうか。

カビの生えたようなイデオロギーの対立でない、プラクティカルな憲法論!
まさしくこれまでのゴー宣道場の憲法論議の路線、立憲的改憲の路線そのものではないですか。
それを“新世代の憲法論”!なんて、同じものが言い方一つで印象がこれまた違う。新鮮に響く(新規の客・支持層を呼び込める?)。
同じものでも全く違う側面を発見させられる。新たな鉱脈を開拓できる。
そして議論をさらに発展させられる。これも議論の醍醐味!

同様に、「違憲だからとひっくり返すのは、憲法裁判所の裁判官でなく憲法だ」というその見方の変え方!いい!すごくいいです!
前回の道場を受けて、憲法裁判所か砂川判決のような判決を下さないという信頼性はどのように担保されるのか?とお伺いしたかったのですが、
そのロジックが議論への、解決への突破口になりますか?

また、成立後にひっくり返すとなると、承認した天皇陛下の権威に傷がつかないか?という意見についてですが、
これもその発想の転換の応用で、それなら『新・堕落論』にもあったように、
もっと天皇陛下が御自身の意見を御表明できるような制度に変えればいいのではないか?ということになると思いますが、どうでしょうか?

さらには、提案提出した法案が違憲であると弾かれたら、
その政治家にとっては致命的、二度と返り咲けない、それどころか完全に社会的信用を失う、末代までの恥みたいなことになれば、
そうそうおいそれと国民を欺いたり下手なものは出せなくなるのではと思いますが、果たしてどうでしょう?
日本の公を、天皇陛下を蔑ろにするような愚か者に政治をやる資格はない!死んじまえ!という感じで。


 ② 第2部について
国民投票に始まって、参加者の方々のナイスな質問に至るまで、興味深い議論が多岐にわたって・・・
どう整理してまとめて感想を書いたものか・・・?

国民投票の段階でまだまだそこまで問題点があるのか・・・と。
意見表明だけならいいと言っても、松本人志みたいに影響力の強い人の場合、
「松ちゃんが言ってたもんなあ」と草木も靡くということもあるでしょうし・・・。
難しい。難しいけど楽しい。きっと議論百出で楽しい議論になるでしょう。
これはきっと旧世代の憲法議論では決して望めない、新世代の憲法議論だからこその楽しさなのでしょう。
勿論一人で考えるよりみんなで意見を出し合って考える方が楽しいという議論自体の楽しさもあるわけですが(楽しくなければ私のような者は付き合えないですよ)。

しかし、朝から晩まで安倍首相出ずっぱりのTVなんか、胸くそ悪い、気持ち悪すぎて誰が観るのでしょうか?(私の周囲も皆安倍嫌いなもので)

お粗末な感想ですみません。第一部でへとへとに・・・(私も背伸びして聞いておりますもので)。

 ③ 全体的な感想
曽我部教授のお人柄もあるのか、ニュートラルで淡々として、しかし真摯で堅実で、知的充実感のある非常に密度の高い議論でした。
(と言うか、井上達夫氏、高山教授、駒村教授と、ユニークなゲストの方が続きましたから?)
山尾議員を中心に、正に侃々諤々という感じでしたか。
山尾議員は本当に議論に強いし、決して思い上がることのない誠実な姿勢、その高い知性と精力旺盛さには本当に惹き付けられます。
(まだまだもっともっとパワーアップして、日本の政治を引っ張っていく巨人、カリスマになって欲しいですなと、私は思っていますが)
ゴー宣道場がもし立憲的改憲議論から撤退したとしても、これほどの議論が継続的に行われるなら、
山尾先生が中心になって憲法論議を展開して下さるなら、
いわゆる“マイルドな議論の場”というのも案外問題なくできるのではないかと思ったくらいです。
(少なくとも今回の至極真っ当な議論を見て、これを狂信者の集まりだなんて言えるわけがないと思います)


と思ったら、憲法論議は敷居が高い、イデオロギーの対立などのために入り込みにくい、
ニヒリズムを乗り越えていかなければならないという話になって・・・ うーむ。
確かに、あの山尾議員の国会質問でも、後で思いました。
これまでのゴー宣道場で勉強させて頂いたからこそ私のようなものでもついていけるわけですが、
そうでもなければ、あの質疑応答にせよ今回の道場にせよ、実はかなりレベルの高いものだと。
多くの国民にとっては確かに憲法論は難しい、単なるイデオロギーの対立のように単純で分かり易くはないでしょう。
そうなると、このまま森友事件で、犯した罪の汚らわしい悪臭の中で、安倍政権が安倍改憲案もろとも恥知らずの恐ろしい見本となり、
よしりん先生の懸念するように、改憲の気運が霧散するようなことになったら・・・。

やはり熟議・公論の場をもっと求められなければならないのか。
下からの改憲の盛り上がりを維持して立憲的改憲を追求し実現するためには。
或いはゴー宣道場自体の影響力・存在感をより強大に?
さあ、どうしましょうか?よしりん先生はどのようにその豪腕を振るうのか?
勉強させて頂きたく存じ上げます。

とにかく、ゴー宣道場の希少さ貴重さ有り難さ、積み上げてきた実績と信頼の偉大さに改めて敬礼です。


 ④ 今後「道場」や「ネット道場(動画)」で取り上げて欲しいテーマ(企画)があればご記入ください

現行憲法の何が問題点なのか?どういう論点があるのか?どういう法律等が絡んでくるのか?
それを俯瞰できるように、図なり一覧なりテキストがあったらいいのになあ、と思いました。
そうすれば、より多くの人にとっても憲法に対してのハードルが下がり、
議論にも参加しやすくなるし、議論自体もより活発に、充実したものになるのではと思うのですが、どうでしょう?

ということで、Coming soonのよしりん先生の『憲法論』(“新世代の憲法論”このままタイトルでいけるのでは?とか言ったり)、ああ、楽しみだなあ、もう!

No.6 81ヶ月前

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