もいたくん のコメント

女性 46歳 北海道 パート(清掃、ベッドメイク)
倉持師範の基調講演、スーっと心に入ってきました。何条をどう変えるから始めるのではなく、どういう理念を実現させるための憲法改正なのか。リベラル的価値がまず上位にくるという話。国の根幹である憲法はまず理念があるべき。当たり前のことを当たり前に考えていいんだなと素直に感心しました。
高森先生がおっしゃるように、憲法改正を自主独立とは絡めない、今までにはない切り口で、改めて考えてみると斬新です。従来の発想とは異なる、新しい風がふくのを感じました。

ひとつ疑問に思ったのは、「リベラル」の示す意味です。
政治思想としてのリベラルは、ここ10年くらいの間に若手言論人が好んで名乗っているという印象があります。ただよくよくその方々の言説を聞くと、リベラルとは、左翼思想に浸かっているけれど左翼とは言いたくない「なんちゃって左翼」の別名かと感じていました。
でも井上達夫さんが「リベラル」と名乗っていると知り、今またその意味を考え直しているところです。
倉持師範の言う「リベラル的価値」は、基本的人権の尊重や共生の考え方等と言い換えていましたが、私には「リベラル」のカタカナはいまいちしっくりきません。日本語としてしっかり根付いているとは思えないのです。(時代遅れの感覚でしたらすみません)
もう少し普遍的な言葉に置き換えてもらえたら‥と考えました。

それから倉持師範のブログは、いつも楽しみにしていてじっくり読んでいます。憲法について語ればいくら書いても書ききれない分量になるはずで‥確かに難解、とっつきにくい面はあると思いますが、喜んで読んでいるファンもおります。

No.13 87ヶ月前

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