夏の風物詩である全国高校野球大会や世界水泳、さらにプロレス好きにとっては真夏の最強決定戦『G1クライマックス』など、肉体の限界を超えた男たちの汗と涙に、今年の夏も熱くなった諸君が多かったのではないだろうか? しかし、秋になったからといって涼んでいられないのが映画業界。夏のテンションそのままに、秋公開の映画作品では日本を代表する俳優からハリウッド往年のスターまでが集結し、秋の夜長に叫んで、倒して、暴れまくりの熱き血潮たぎる“野郎”作品が目白押し! 現在公開中から公開予定の映画まで、イイ男がいっぱいの作品をピックアップして紹介するぜ!
●『ヘラクレス』/10月24日(金)公開
『ヘラクレス』予告編(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=3NkIlUH3INY
まずは、ギリシャ神話に登場する半神・ヘラクレスを主人公にした『ヘラクレス』。12の難業を終え、今は傭(よう)兵としてギリシャ諸国を旅していたヘラクレスが、ある国から高額の報酬と引き換えに国を守る依頼を引き受けます。もともとは謝礼が目的だったヘラクレス。しかし、その国の姫たちの姿勢に少しずつ自分の中で何かが変わり始めた矢先、突如として過酷な戦いが幕を開けます。
監督は『X-MEN:ファイナル ディシジョン』などのブレット・ラトナー。『G.Iジョーバック2リベンジ』や『ワイルドスピードEURO MISSION』に出演した“ザ・ロック”こと、ドウェイン・ジョンソンが主演を務め、『スノーピアサー』などのジョン・ハート、『恋におちたシェイクスピア』などのジョセフ・ファインズら実力派がその脇を固めます。
巨大なエリュマントスのイノシシや不死身のライオンとの一騎打ちを始め、立て続けに襲いかかる恐ろしい魔物たちを物ともせず、圧倒的なパワーで次々とねじふせていくヘラクレスの姿は圧巻。さらには片手で敵を馬ごと吹っ飛ばしたり、柱ごと動かして城壁を破壊したりと、鍛え抜かれた完璧な肉体をこれでもかと見せつけます。「ヘラクレスだ!」と叫ぶドウェインの肉体は、世界最大のプロレス団体WWEで8度の王者に君臨したころそのままに、全能の神ゼウスの息子ヘラクレスを演じるのに文句のつけようがない圧倒的な存在感を見せています。ギリシャ神話を題材に、新たな英雄伝説へと突き進むアクション・アドベンチャーに注目です!
●『るろうに剣心 伝説の最期編』/9月13日(土)より公開中
圧倒的な存在感といえば、日本のアクション映画も負けてはいない! 和月伸宏原作の大人気コミックの実写化第3弾にして、シリーズ完結編となる『るろうに剣心 伝説の最期編』が大ヒット公開中。公開初日3日間で103万4988人を動員し、興行収入は13億円を突破。まさに“伝説の最期”の名にふさわしい記録的なスタートを飾りました。現在では、シリーズ3部作の累計で興行収入100億円を超え、公開から2週間が経過した現在も、その人気は衰えることを知りません。
監督は同シリーズや『竜馬伝』などで知られる大友啓史。激動の幕末にその名をとどろかす伝説の人斬り・緋村剣心(佐藤健)が大切な人と国を守るべく、日本征服をもくろむ志々雄真実(藤原竜也)一派との壮絶な死闘に挑みます。主演の佐藤健はもちろんのこと、藤原竜也、伊勢谷友介、江口洋介、青木崇高、そしてサプライズ出演となった福山雅治ら豪華俳優陣が見せる剣術・体術のアクションは必見! クライマックスを飾るにふさわしい未曽有のバトルに胸が高鳴ります。
●『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』/11月1日(土)公開
豪華俳優陣と言えば、奇跡の超豪華キャストと呼ばれるハリウッドアクション映画界のレジェンドたちが、時にはマシンガンをぶっ放し、時にはそのムキムキな肉体を駆使して格闘し、またある時は野郎同士でキャッキャする超大作シリーズの第3弾『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』も見逃せません! 傭兵部隊エクスペンダブルズが、同部隊の創設者の一人でありながらダークサイドに堕ちてしまった男を相手に、今回もハチャメチャで壮絶な戦いを繰り広げます。
出演にはシルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、アーノルド・シュワルツェネッガーといった、日本でもおなじみのアクションスターがこれでもかと並びます。さらに今回は、新生エクスペンダブルズとして登場する若くて肉体の引き締まった新メンバーも多数登場! 熟練の技と現役バリバリで鍛え上げられた肉体との融合(深い意味はない)により、とにかくフルスロットルで突き進むハイテンションアクションは、ぜひ劇場の大スクリーンで!
●『サボタージュ』/11月7日(金)公開
そして最後にオススメするのは、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』にも出演しているアーノルド・シュルワルツネッガーの主演最新作となるアクションミステリー作品『サボタージュ』。本作で彼が演じるは、麻薬取締局特殊部隊のリーダー。仲間である特殊部隊メンバーの命を次々と奪っていく犯人を追いながら、事件の思わぬ真相にたどり着く姿を描きます。
メガホンを取るのは、『エンド・オブ・ウォッチ』など臨場感あるアクション描写に定評があり、ブラッド・ピット主演・製作の『フューリー』の公開も控えているデヴィッド・エアー。チームのメンバーには『アバター』のサム・ワーシントン、『アイアンマン』のテレンス・ハワード、『マジック・マイク』のジョー・マンガニエロら実力派キャストが集結し、こちらも豪華な特殊部隊を結成しています。壮絶なガンファイトの数々に加え、いくつもの謎とスリルが交錯するストーリーに翻弄されるシュワルツネッガーの演技に注目です。
さて、このラインナップを見ても、「最近は涼しくなって過ごしやすいなぁ」などと生ぬるいことを言っていられますか? 秋の夜長はイイ男たちの熱演をたっぷりと堪能し、夏に負けない熱さを一緒に取り戻しましょう!
(c)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
(c)和月伸宏/集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
(c)EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
(c)2013 DEA Productions, LLC All Rights Reserved.
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