世界中に蔓延した伝染病。別々の特殊技能を持ったエキスパートたちが集結し、ウイルスの拡散を防止するため、世界の各都市を飛び回る。果たして彼らはウイルスの進攻を食い止め、世界を救うことができるのか? と、ここまで読むと何かの映画の宣伝だろうかと思う方も多いでしょう。否、これは『パンデミック』という誰でも遊べる協力型ウイルス撲滅ボードゲームのことです。
2009年に日本語版が発売されてから、その魅力で多くのプレイヤーを虜にし、各地で病原体を広めてきた『パンデミック』。その特徴は何といっても、激ムズということ。「科学者」「研究員」「衛生兵」「通信司令員」「作戦エキスパート」「危機管理官」「検疫官」などから各プレイヤーがいずれかの役割を担い、さまざまな情報交換をしながら、ワクチンの研究、開発を行うのですが、毎ターン世界のどこかで感染症が発症し、気を抜いていると一瞬のうちにゲームオーバーとなってしまいます。楽しく始めたゲームでいつの間にかケンカになってついには絶交した、という人もいたのではないでしょうか?
そんなハードなゲームをさらにハードにすべく、7月下旬に新たなチャレンジルールなどを追加できる拡張セット『パンデミック:迫りくる危機』が登場します。なかでもヤバそうなのが、プレイヤーの1人が人類の敵となって世界各地に新種の病原体をばらまくという“バイオ・テロリスト”ルールの追加。協力型ゲームの王道に、ついに敵役が登場です。でも、こういうポジションでこそ力を発揮するタイプの人っていますよね。
ほかにも、役割やイベントカードの追加も充実しているようなので、既存の『パンデミック』ではもう物足りないという好事家たちは、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
●商品情報『パンデミック:迫りくる危機』
■価格:3600円(税別)■発売日:7月下旬発売予定
■プレイ人数2~5人用
■内容物:新たな役割カードとプレイヤーコマ、イベントカード、猛毒株のエピデミックカード、紫色の病原体コマ、変異種出現カード、バイオ・テロリスト用ロケーションシート、ペトリ皿ほか
※この商品は拡張セットのため、単独ではプレイできません。「パンデミック:新たなる試練」と合わせてプレイしてください。
■関連記事
ビートたけし×さくらももこがタッグを組んだ! この夏のカルビー新CMが期待せずにいられない [オタ女]
うなぎパイで有名な春華堂が53年ぶりの新ブランドを発表! さっそく食べてみた
W杯サッカー韓国代表がアメ玉を投げつけられる 投げたアメの種類は?